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2019年10月14日

へいじゅう、どんめいきっばー♪ 「ごんぎつね?」「それは、ひょうじゅう」

手に入れたオイカワファインの初陣、
フライの雑誌社H氏のシマへと向かった。

先日の台風であふれそうになる2日前、10月10日16時頃のこと。
へいじゅう、どんめいきっばー♪ 「ごんぎつね?」「それは、ひょうじゅう」


右の岸にクーラーボックスが置いてある。
なんだろうと思っていたが、真っ暗になって帰るときもまだあった。
いったい誰が何をするための物なのか?


川に下りる前、まず橋の上から下流を眺めていると土手から
なんとなく肩を落として去って行く釣り人を発見。
なんとなく見覚えのあるその釣り人。
川から30秒のフライの雑誌社編集部方面に行くと、
その釣り人がいて、やはり、みんなの師匠I氏だった。
「Iさん!」
「あ、どうもー。なんかね、Hさんは都心の方に行くって言ってたよ」
そして自分のロッドを手に、
「やり始めたばっかりだったんだけど、フェルールの所からさ、ばっちーんて折れちゃって」
いや参ったな、フォルスキャストしただけなのに、それは大変ですね、直せますかねなどと会話をかわす。
それでも私のオイカワ釣りのほうを心配してくれて、
「あのこの前一番良かった所の瀬、まだ頭の所をやっただけだから。1匹釣っただけで折れちゃったしね。あそこいいはずですよ」
とご教示いただいた。
では、行ってきます、と遑を告げ、川へ向かう。

おっと、その前にフライの雑誌社編集部ドアの前に、
その日妻の実家からどっかと送られてきた洋梨のお裾分けを置いてきた。
ごんぎつねが兵十の家の前にうなぎとまではいかないが、
葡萄やら栗やらを置いていくような気持ちだ。
あ、撃たないで。

「ごんぎつね」といえば、「あー、ごんぎつねね。テーマソングはこれだよね」と
♪へいじゅう どんめいきっばー ていかさっそーん めいきっとべらー♪
と歌ったものだったが、今では、というか、本当は、
兵十は「へいじゅう」ではなく「ひょうじゅう」だったのだ。
小学校で「へいじゅう」と習い、中学で「Hey Jude」を知り、歌い、
しかし新美南吉記念館の見解では、初出誌の『赤い鳥』でも「ひょうじゅう」、
現在新しく出る本でもすべて「ひょうじゅう」……。
恐らくわしらが小学生の頃だけ「へいじゅう」だったのだと思われる。
どういうことよ!
というような話をこのブログに何回か書いている気はするが、
検索確認はしない。

どっかと来る洋梨は、りんご農家の義母が趣味で育てている果物で(りんご以外は趣味。他にプルーン、李、桃などがある)、
梨はつるが長いので風が吹くと落ちやすいから台風の前に収穫ということか?
と思ったけどただ単にちょうどいい収穫時期だったのか、
あるいは本格的なりんご収穫時期になる前に梨もいじゃえ、ってことなのか。
よく分からんけど、とにかく、いきなり、段ボールいっぱいに洋梨が届く。
おいしいうちに食べきれるわけがないので、
あちらこちらに分けて歩かねばならないのだ。
「いや、これは素晴らしい物を!」「おいしいんでしょ? ありがたいことです!」
などと言われるが、なに、ありがたいのは、
おいしいうちに引き取ってもらえるこちらのほうなので、
それほど恐縮する必要はないですよ、皆さん、
とここでいろいろな人に伝えたい。

それにしても洋梨は食べ時を見極めるのがものすごく難しい。
皮をむいてひとくち食べるとき、それはいつでもギャンブルだ。

ごんぎつね、洋梨で忘れていた、オイカワファインの初陣だった。
みんなの師匠がああ言った割に、激シブだ。
いや、みんなの師匠はみんなの師匠と呼ばれるだけあって
とにかくうまい、とにかく釣る。
だから「いいはず」と聞いて自分も同じように釣れるとは
思っていないが、ま、そのうち釣れるだろうと釣り下る。
しかし、なかなか反応がなく、少しずつ暗くなってきたので焦る。
もう一つの分流のほうへ移動して、ようやく1匹。
へいじゅう、どんめいきっばー♪ 「ごんぎつね?」「それは、ひょうじゅう」


よかった。
初陣だってのに1匹も釣れないかと思った。

この後、暗くなるまでになんとか、ようやく、ラッキーなことに
2桁にのせられたところで終了。

へいじゅう、どんめいきっばー♪ 「ごんぎつね?」「それは、ひょうじゅう」


私の表現力では、オイカワファインの釣り心地を、
「トルクがね」とか「バットの粘りが」とか「ティップがすっと」とか「いや、これはこれは」とか、
うまく説明することができない。
とりあえず、「下品にラインスピードを上げるとヤバそう」という感じはした。
ん? 意味分からないすか?
大丈夫。
俺もあまり分かってないから。




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