2025年02月25日
たまに金魚釣り:ハンドクラフト展@浅草とニュー浅草
ものすごく読みにくいけど
右の看板に「釣りをしようよ 釣り堀 寿々木園」と書いてある。

バタークリームデコレーションケーキが欲しかったのだが、
いつも買っていた三鷹のトリアノンは
土日しか営業しなくなった。
べろっと行ってバタークリームケーキを買える店を他に知らない。
んで、高円寺のトリアノンはどうかと開店時間を待って電話をしてみると、
「ありますが電話予約はできません。
そして今、店頭にある分だけの販売です」
え!? い、今行きます! と言うと、
「売れてしまうかもしれないので確約はできませんが」
分かりました! 行きます行きます!
と、高円寺へ。
ショーケースに残っていたので無事購入、ふう。

安心したし、天気もいいし、
隣の駅だし、金魚釣りでもしようと
阿佐ヶ谷の寿々木園に寄る。

日陰の足下にケーキを置いて、
1時間釣ったが2匹と低調。
もう少し釣れると思ったんだが。

翌週、2月16日、第35回ハンドクラフト展へ。
正直、浅草まで行くの面倒くさいなあ、と思って、
妻に「なんかめんどくさくなってきた」と告白。
すると「でも行けばなんか面白いことあるんでしょ?」。
まあ、それもそうか、と出かけたが、
間違えて雷門の前に出ちゃって、
そりゃあもう街は大騒ぎさ。

必死の形相で仲見世通りを駆け抜けて……
あ、浅草にも「ニュー浅草ってあったんだ。

入らないですけど。
ハンドクラフト展は大盛況。

仕事をさぼってきているヒトがいるかもしれないので
拡大しても誰か特定できないように
画像を加工してあります。
たとえば画像中心のこの方。

フライ回収棒研究所所長だなんて特定できないでしょう?
ところで、ワタシの持っているフライ回収棒が
壊れたら買おうと思っているが、
なかなか壊れない、役に立つ優れもの。
まだお使いでない方はぜひ(フライ回収棒研究所はこちら)
フライの雑誌ブースでしばらくH氏と歓談。
シマザキガガンボ(SBガガンボB)のタイイングが載っているガガン本、
水口憲哉著『元気な漁村』など、売れ行き好調だそうで大変めでたい。
他に知り合いもそういないし(寂しいヤツ)、
矢野シルクラインの矢野さんのところへ行き、
いろいろ話をした後、
コットンハット、フライディスプレイスタンドなど購入。
見渡すと「毛鉤釣手帖」ブースで
ごぞんじ黒石真宏さん、狂乱の蘊蓄王・大木孝威さんが暇そーーーーーにしている。
挨拶して話していると、中のヒトへと誘われたので、
客側から出展側となり二人の間に座る。
長々、さんざん話をして「毛鉤釣手帖jr」を購入して
H氏のところへ戻る。
ワタシもフライの雑誌の「中のヒト」っちゃあ「中のヒト」。
終了後、客だけど片付けを手伝ったりぼんやりしたり。
超重量荷物を運んでもんのすごく疲れ果てているH氏と
うちのいつもの映画デート感想戦会場で打ち上げ。

ほんんんんんとーーーに疲れているようだったが、
なぜかワタシがごちそうになってしまった。
お疲れさまでした&ごちそうさまでした!
右の看板に「釣りをしようよ 釣り堀 寿々木園」と書いてある。
バタークリームデコレーションケーキが欲しかったのだが、
いつも買っていた三鷹のトリアノンは
土日しか営業しなくなった。
べろっと行ってバタークリームケーキを買える店を他に知らない。
んで、高円寺のトリアノンはどうかと開店時間を待って電話をしてみると、
「ありますが電話予約はできません。
そして今、店頭にある分だけの販売です」
え!? い、今行きます! と言うと、
「売れてしまうかもしれないので確約はできませんが」
分かりました! 行きます行きます!
と、高円寺へ。
ショーケースに残っていたので無事購入、ふう。
安心したし、天気もいいし、
隣の駅だし、金魚釣りでもしようと
阿佐ヶ谷の寿々木園に寄る。
日陰の足下にケーキを置いて、
1時間釣ったが2匹と低調。
もう少し釣れると思ったんだが。
翌週、2月16日、第35回ハンドクラフト展へ。
正直、浅草まで行くの面倒くさいなあ、と思って、
妻に「なんかめんどくさくなってきた」と告白。
すると「でも行けばなんか面白いことあるんでしょ?」。
まあ、それもそうか、と出かけたが、
間違えて雷門の前に出ちゃって、
そりゃあもう街は大騒ぎさ。
必死の形相で仲見世通りを駆け抜けて……
あ、浅草にも「ニュー浅草ってあったんだ。
入らないですけど。
ハンドクラフト展は大盛況。
仕事をさぼってきているヒトがいるかもしれないので
拡大しても誰か特定できないように
画像を加工してあります。
たとえば画像中心のこの方。

フライ回収棒研究所所長だなんて特定できないでしょう?
ところで、ワタシの持っているフライ回収棒が
壊れたら買おうと思っているが、
なかなか壊れない、役に立つ優れもの。
まだお使いでない方はぜひ(フライ回収棒研究所はこちら)
フライの雑誌ブースでしばらくH氏と歓談。
シマザキガガンボ(SBガガンボB)のタイイングが載っているガガン本、
水口憲哉著『元気な漁村』など、売れ行き好調だそうで大変めでたい。
他に知り合いもそういないし(寂しいヤツ)、
矢野シルクラインの矢野さんのところへ行き、
いろいろ話をした後、
コットンハット、フライディスプレイスタンドなど購入。
見渡すと「毛鉤釣手帖」ブースで
ごぞんじ黒石真宏さん、狂乱の蘊蓄王・大木孝威さんが暇そーーーーーにしている。
挨拶して話していると、中のヒトへと誘われたので、
客側から出展側となり二人の間に座る。
長々、さんざん話をして「毛鉤釣手帖jr」を購入して
H氏のところへ戻る。
ワタシもフライの雑誌の「中のヒト」っちゃあ「中のヒト」。
終了後、客だけど片付けを手伝ったりぼんやりしたり。
超重量荷物を運んでもんのすごく疲れ果てているH氏と
うちのいつもの映画デート感想戦会場で打ち上げ。

ほんんんんんとーーーに疲れているようだったが、
なぜかワタシがごちそうになってしまった。
お疲れさまでした&ごちそうさまでした!
2025年02月12日
19年ぶりの鹿留:フライは大きく、それがワタシの生きる道
一番上から釣れたフライ、
派手に出たがフッキングしなかったフライ&バレたフライ、
全く反応なしのフライ。

釣れたのは左から、
20番BHアグリーニンフ、
12番エッグフライ(後述)を現場で刈り込んで
コピックでのダークブラウンで塗ったもの、
一番釣れた14番BHアグリーニンフ。
◆2月8日土曜日◆、ベリーパーク鹿留渓流エリア。
駐車場にはうっすらと雪が残っている。
樋渡さんはじめFFF関係者、
i師匠、フライの雑誌・H氏との釣り会。

皆には「いやあ30年ぶりですよー」とか言っていたが、
釣り記録帳を見ると、実は19年ぶりと判明。
2006年8月4日に鹿留オートキャンプ場で
友人HORI、娘、おいらの3人でキャンプ、
その翌5日、キャンプ場から歩いてここに来ている。
その時、おいらと娘は初心者のルアーだった。
HORIは初心者のフライ。
おいらは3匹バラシ、娘は1匹バラシのともにボウズ、
HORIはエッグフライで3匹釣った。
この日の釣りが悔しくて
おいらがルアーからフライに転向したきっかけ。
そして今もエッグフライを憎む理由が、
この2006年8月5日(https://sdkfz173.naturum.ne.jp/e121110.html))にあった。
その後おいらは離婚、
今はこの娘と会っていないし、
HORIは死んでしまった。
とりあえずおいらは生きている。
その19年ぶりの鹿留、
釣り始めて1時間、事件は起きた。
今年3回目の釣行での初めての魚、
そして鹿留で初の魚……になるはずだったんだが。

せっかく釣れたのに何が事件なのか。
H氏と話している時に、いつの間にか、かかっていたのだ!
話しながらロッドになんとなく違和感があるから
「ん? 食ってる? 食ってる?」
と思いながらぬるっとロッドを引いてみると
あ、やっぱり食っていた。
気づかないうちに食ってたってやつ。
H氏が「ひどーい! これも1匹に入れるんですか?」と訊く。
そう訊かれるとしょうがない。
「ノーカウントです」と答える。
19年ぶりなのに!
鹿留でやるフライで初なのに!
食ったのは20番のBHアグリーニンフ。

この「真の鹿留初フライ&今年初の鱒」もこのフライで釣れた。

この後は、このフライに反応薄くなった。
とにかく魚がいるところを見つけて
いろいろちっちゃなフライを使うが厳しい。
そして寒い、時折の爆風。
釣れないときはフライを大きいものに替える、
それがワタシの生きる道。
14番TMC201Rに巻いたBHアグリーニンフに替えた。
魚がたまっているところを見つけて流す。
底べったりを流したが食わない。
この日はShimazaki World 11(『新装版 水生昆虫アルバム』付録)の
Shima-Ken Greased Coil System 1を使用。
シルクライン(矢野シルクライン・DT4)の先は順に、
1Xリーダーのバットを全体で5フィートになるようにカット、
2Xを2フィート(リア・エクステンション)、
0X蛍光ピンクのモノフィラを3フィートのシマケンコイル、
2Xを2フィート(フォア・エクステンション)、
7Xティペットを4フィート、
全体16フィート(シマザキワールド11にあるB+b’)。
この2フィートのフォア・エクステンションをカット。
フライを大きくしたのでティペットを5Xにして、
(先日、ワタシが4Xリーダーに21番を直結していたという話を聞いて
島崎さん、H氏、i師匠、ほかいろいろな方たちにも
「バランスは大事ですよ」と諭されたため、少し気にした。)
長さは3フィートにして、
全体13フィート(シマザキワールド11にあるB+a’)。
これで底のちょい上、
魚たちの鼻先を流れるようになった。
すると、すこぶる反応が良くなった。
H氏の言うように「ニンフはタナが9割」か。

レギュレーションで17時終了なのだが、
その寸前、H氏、i師匠がダブルヒット!

「5時になりますよー」と二人に声を掛けて、
もう1回流すと釣れた。
そこで終了。
樋渡さんが用意してくれたおでん、
H氏のコーヒー、寒風に震える体が
大変温まりました。
極寒の中、12匹とそこそこ(他にノーカウント+スレ2匹)釣れたし、
19年ぶりの鹿留はだいぶ楽しかったのでした。
派手に出たがフッキングしなかったフライ&バレたフライ、
全く反応なしのフライ。
釣れたのは左から、
20番BHアグリーニンフ、
12番エッグフライ(後述)を現場で刈り込んで
コピックでのダークブラウンで塗ったもの、
一番釣れた14番BHアグリーニンフ。
◆2月8日土曜日◆、ベリーパーク鹿留渓流エリア。
駐車場にはうっすらと雪が残っている。
樋渡さんはじめFFF関係者、
i師匠、フライの雑誌・H氏との釣り会。
皆には「いやあ30年ぶりですよー」とか言っていたが、
釣り記録帳を見ると、実は19年ぶりと判明。
2006年8月4日に鹿留オートキャンプ場で
友人HORI、娘、おいらの3人でキャンプ、
その翌5日、キャンプ場から歩いてここに来ている。
その時、おいらと娘は初心者のルアーだった。
HORIは初心者のフライ。
おいらは3匹バラシ、娘は1匹バラシのともにボウズ、
HORIはエッグフライで3匹釣った。
この日の釣りが悔しくて
おいらがルアーからフライに転向したきっかけ。
そして今もエッグフライを憎む理由が、
この2006年8月5日(https://sdkfz173.naturum.ne.jp/e121110.html))にあった。
その後おいらは離婚、
今はこの娘と会っていないし、
HORIは死んでしまった。
とりあえずおいらは生きている。
その19年ぶりの鹿留、
釣り始めて1時間、事件は起きた。
今年3回目の釣行での初めての魚、
そして鹿留で初の魚……になるはずだったんだが。
せっかく釣れたのに何が事件なのか。
H氏と話している時に、いつの間にか、かかっていたのだ!
話しながらロッドになんとなく違和感があるから
「ん? 食ってる? 食ってる?」
と思いながらぬるっとロッドを引いてみると
あ、やっぱり食っていた。
気づかないうちに食ってたってやつ。
H氏が「ひどーい! これも1匹に入れるんですか?」と訊く。
そう訊かれるとしょうがない。
「ノーカウントです」と答える。
19年ぶりなのに!
鹿留でやるフライで初なのに!
食ったのは20番のBHアグリーニンフ。
この「真の鹿留初フライ&今年初の鱒」もこのフライで釣れた。
この後は、このフライに反応薄くなった。
とにかく魚がいるところを見つけて
いろいろちっちゃなフライを使うが厳しい。
そして寒い、時折の爆風。
釣れないときはフライを大きいものに替える、
それがワタシの生きる道。
14番TMC201Rに巻いたBHアグリーニンフに替えた。
魚がたまっているところを見つけて流す。
底べったりを流したが食わない。
この日はShimazaki World 11(『新装版 水生昆虫アルバム』付録)の
Shima-Ken Greased Coil System 1を使用。
シルクライン(矢野シルクライン・DT4)の先は順に、
1Xリーダーのバットを全体で5フィートになるようにカット、
2Xを2フィート(リア・エクステンション)、
0X蛍光ピンクのモノフィラを3フィートのシマケンコイル、
2Xを2フィート(フォア・エクステンション)、
7Xティペットを4フィート、
全体16フィート(シマザキワールド11にあるB+b’)。
この2フィートのフォア・エクステンションをカット。
フライを大きくしたのでティペットを5Xにして、
(先日、ワタシが4Xリーダーに21番を直結していたという話を聞いて
島崎さん、H氏、i師匠、ほかいろいろな方たちにも
「バランスは大事ですよ」と諭されたため、少し気にした。)
長さは3フィートにして、
全体13フィート(シマザキワールド11にあるB+a’)。
これで底のちょい上、
魚たちの鼻先を流れるようになった。
すると、すこぶる反応が良くなった。
H氏の言うように「ニンフはタナが9割」か。
レギュレーションで17時終了なのだが、
その寸前、H氏、i師匠がダブルヒット!
「5時になりますよー」と二人に声を掛けて、
もう1回流すと釣れた。
そこで終了。
樋渡さんが用意してくれたおでん、
H氏のコーヒー、寒風に震える体が
大変温まりました。
極寒の中、12匹とそこそこ(他にノーカウント+スレ2匹)釣れたし、
19年ぶりの鹿留はだいぶ楽しかったのでした。
2025年02月02日
利根川冬季ニジマス釣場に行ってきた:俺はボウズでも打ち上げるぜ?@桐生
H氏を誘って利根川冬季ニジマス釣場。

先月12月はいい水量だったようなんだけど
何日か前からこの日(1月31日)まで、
藤原ダム、八ッ場ダムの放水が止まらず増水気味。
翌2月1日からは1尾持ち帰りOKになる。
C&R最終日ということでなのか、ヒトは少なかった。
まあ、渋い渋い。
魚はずるずるべったり
底を這っていたような気がする
上へ行ったり下へ行ったり、
歩き回ったが全くアタリがない。
右岸側に渡って逆サイドから釣ろうと思っても
いつもの渡渉ポイントでは渡れない。

そのうち修行のような風が吹きつけてきて。
さすが上州。
空っ風が吹いてゆく。
冷えちゃできない男と女。
何を言っているのだ。
2往復目の下流から上流に戻る途中、
ジョビ男(ジョウビタキ♂)を発見。

また少し上へ行くと、今度はつぐみん(ツグミ)発見。

冬の鳥たちだ。
ため糞的なものも発見。

ため糞と言えばタヌキだが、
これはなんだろう?
コウモリかな?
結局、おいらは何にも釣れず。
H氏は修行の風が吹いているあたりで
「どうしても釣ってやるぞ作戦」で
そっちの世界へ足を踏み込み
幸せに1匹釣り上げていた。
「そっちの世界」に踏み込んでおいて釣れなかったら
もっと忸怩く忸怩くするだろうから、
心から「釣れて良かったなあ」と思った僕だ。
釣りを終えた後は桐生へ向かい、
シマザキ・インセクトラウトスタジオへ。
島崎憲司郎さん・山田二郎さん、ダンディーA氏と合流、
H氏、おいらと打ち上げへ、つる家へと向かう。
何の打ち上げ?
いやいや、違います。
打ち上げという名の打ち上げです。
打ち上げはすでに「打ち上げ」という名の
イベントなのであって、
「何の?」とかいう話ではないのです。
今、時代は打ち上げだ!
吾妻光良 & The Swinging Boppers 『打ち上げで待ってるぜ』
だからボウズでも「打ち上げ」をします。
少し酔いも宵も進んで羞恥心が薄れたので
この日使ったフライすべて、特に
シマザキ・ヘアラーバによけいなものを着けた
奥のウェットフライをご笑覧いただくつもりで
島崎さん・二郎さんに「見てください」と出したんだが……。

ただ笑ってもらおうと思ったのに、
島崎さん・二郎さんはメガネを外し、
裸眼でじっくり見て、
「ここのリブは逆回転で巻いたほうがいいね」」と、
こういうとこ、ちゃんと見てくれるんだよな。
嬉しいな、参ったな、ありがたいな、恥ずかしいな。
この店で飲む時はおいらはいつでも
ダブルハイボールなのだが……、
な、なんと島崎さん・二郎さんまでダブルになっている!

そして桐生の夜は更けていった。
翌朝はいつものモリムラ珈琲店で
フルーツパフェイ(うそ。モーニングAセット)、

寄居PAで秩父味噌カツ丼を食べて

帰ったのであった。
……なぜか分からんけど、
帰ってきてからずっと眠いです。
先月12月はいい水量だったようなんだけど
何日か前からこの日(1月31日)まで、
藤原ダム、八ッ場ダムの放水が止まらず増水気味。
翌2月1日からは1尾持ち帰りOKになる。
C&R最終日ということでなのか、ヒトは少なかった。
まあ、渋い渋い。
魚はずるずるべったり
底を這っていたような気がする
上へ行ったり下へ行ったり、
歩き回ったが全くアタリがない。
右岸側に渡って逆サイドから釣ろうと思っても
いつもの渡渉ポイントでは渡れない。
そのうち修行のような風が吹きつけてきて。
さすが上州。
空っ風が吹いてゆく。
冷えちゃできない男と女。
何を言っているのだ。
2往復目の下流から上流に戻る途中、
ジョビ男(ジョウビタキ♂)を発見。
また少し上へ行くと、今度はつぐみん(ツグミ)発見。
冬の鳥たちだ。
ため糞的なものも発見。
ため糞と言えばタヌキだが、
これはなんだろう?
コウモリかな?
結局、おいらは何にも釣れず。
H氏は修行の風が吹いているあたりで
「どうしても釣ってやるぞ作戦」で
そっちの世界へ足を踏み込み
幸せに1匹釣り上げていた。
「そっちの世界」に踏み込んでおいて釣れなかったら
もっと忸怩く忸怩くするだろうから、
心から「釣れて良かったなあ」と思った僕だ。
釣りを終えた後は桐生へ向かい、
シマザキ・インセクトラウトスタジオへ。
島崎憲司郎さん・山田二郎さん、ダンディーA氏と合流、
H氏、おいらと打ち上げへ、つる家へと向かう。
何の打ち上げ?
いやいや、違います。
打ち上げという名の打ち上げです。
打ち上げはすでに「打ち上げ」という名の
イベントなのであって、
「何の?」とかいう話ではないのです。
今、時代は打ち上げだ!
吾妻光良 & The Swinging Boppers 『打ち上げで待ってるぜ』
だからボウズでも「打ち上げ」をします。
少し酔いも宵も進んで羞恥心が薄れたので
この日使ったフライすべて、特に
シマザキ・ヘアラーバによけいなものを着けた
奥のウェットフライをご笑覧いただくつもりで
島崎さん・二郎さんに「見てください」と出したんだが……。
ただ笑ってもらおうと思ったのに、
島崎さん・二郎さんはメガネを外し、
裸眼でじっくり見て、
「ここのリブは逆回転で巻いたほうがいいね」」と、
こういうとこ、ちゃんと見てくれるんだよな。
嬉しいな、参ったな、ありがたいな、恥ずかしいな。
この店で飲む時はおいらはいつでも
ダブルハイボールなのだが……、
な、なんと島崎さん・二郎さんまでダブルになっている!
そして桐生の夜は更けていった。
翌朝はいつものモリムラ珈琲店で
フルーツパフェイ(うそ。モーニングAセット)、

寄居PAで秩父味噌カツ丼を食べて
帰ったのであった。
……なぜか分からんけど、
帰ってきてからずっと眠いです。
2025年01月23日
芝川C&Rに行ってきた:伸びしろだらけよ
芝川特別区C&Rに行った。
(https://www.ishiguro-gr.com/enjoy/fishing-post/detail.php?id=334)
通年、1kmほどの特別区間。

ハーディ・パラコナ・デラックス、
97年前のカルカッタケーンのロッド。
カルカッタだけにロッドは軽……以下略。
この日の同行者はH氏、「カタカタ君」(フライリール)製造者A氏。
A氏製造のカタカタ君を使って
逆転音を響かせようという企画……だったようだ。
おいらはそんなこととは知らず、
ただ漠然と釣りに臨む。

ああ、そこに魚いるのになあ、
なんでそこにフライを流さないの? っておじさんが
断固として魚のいる場所のすぐ上から動かない。
ちょっと、めんどうくさい川かもと思いつつ上流へ向かう。
やっぱり超面倒な川で、
でかい魚は見えているけど
そうれと24番から8番までいろんなフライを流しても
目の前に来るとふいっとよけるという超スレスレ。
何度流しても、何度流しても、何度流しても!
つらくなって下ってくると、
H氏、A氏が楽しそうにライズを狙っている。
なんだよー、上のライズはフライをよけるヤツばっかだぜ?
と思ったら、やっぱり二人とも
すっぽ抜けたり、無視されたり。
とはいえ、こういうときに釣るH氏はきっちり釣ったらしい。
ちっ。
H氏には一年中いい魚を見せられているのだ。
「ちっ」ぐらい言っても罰は当たるまいて。
ホントは3人ともボウズじゃなくてよかったー、
って思っていたんだけどさ。
おいらもしばらく流すフライを無視され、
「どのフライだと見に来ますか?」
とA氏に聞くと
「見に来ませんよっ!」……。
このポイントで止まらないライズ。

何十回か流して何の反応もなく
ああでもないこうでもないと
結び替えた21番のニンフで
ゴールデンソブリンが逆転、
じーーーー、じーーーーーと2回、
そして……すぽーん!
フックが伸ばされていた。

50cmのレインボーがいるという川に
21番TMC103BLを投入したおいらの負け。
あ! 次からは太軸のニンフにすればいいじゃないか!
伸びしろ 1!
「ティペットは何号だったんですか?」と訊かれ
「1号」と言うと、
「え? 21番を? それじゃあ焼き鳥の串刺しじゃないですか!」と。
よく分からないけど小さいフライには、
もう少し細いティペットを使えばいいようだ。
伸びしろ 2!
あんまり寒そうだからと
クロロプレンのウェーダーにしたが、
動きづらく歩きにくかった。

「渓流でクロロプレン? まじすか?」
と言われ、そうだったのか、と。
次からはあったかいタイツをはいて
透湿ウェーダーにしよう。
伸びしろ 3!
いやあ、63歳にもなって
まだまだ伸びしろいっぱいあるなあ、おいら。
楽しいね!
(https://www.ishiguro-gr.com/enjoy/fishing-post/detail.php?id=334)
通年、1kmほどの特別区間。
ハーディ・パラコナ・デラックス、
97年前のカルカッタケーンのロッド。
カルカッタだけにロッドは軽……以下略。
この日の同行者はH氏、「カタカタ君」(フライリール)製造者A氏。
A氏製造のカタカタ君を使って
逆転音を響かせようという企画……だったようだ。
おいらはそんなこととは知らず、
ただ漠然と釣りに臨む。
ああ、そこに魚いるのになあ、
なんでそこにフライを流さないの? っておじさんが
断固として魚のいる場所のすぐ上から動かない。
ちょっと、めんどうくさい川かもと思いつつ上流へ向かう。
やっぱり超面倒な川で、
でかい魚は見えているけど
そうれと24番から8番までいろんなフライを流しても
目の前に来るとふいっとよけるという超スレスレ。
何度流しても、何度流しても、何度流しても!
つらくなって下ってくると、
H氏、A氏が楽しそうにライズを狙っている。
なんだよー、上のライズはフライをよけるヤツばっかだぜ?
と思ったら、やっぱり二人とも
すっぽ抜けたり、無視されたり。
とはいえ、こういうときに釣るH氏はきっちり釣ったらしい。
ちっ。
H氏には一年中いい魚を見せられているのだ。
「ちっ」ぐらい言っても罰は当たるまいて。
ホントは3人ともボウズじゃなくてよかったー、
って思っていたんだけどさ。
おいらもしばらく流すフライを無視され、
「どのフライだと見に来ますか?」
とA氏に聞くと
「見に来ませんよっ!」……。
このポイントで止まらないライズ。
何十回か流して何の反応もなく
ああでもないこうでもないと
結び替えた21番のニンフで
ゴールデンソブリンが逆転、
じーーーー、じーーーーーと2回、
そして……すぽーん!
フックが伸ばされていた。
50cmのレインボーがいるという川に
21番TMC103BLを投入したおいらの負け。
あ! 次からは太軸のニンフにすればいいじゃないか!
伸びしろ 1!
「ティペットは何号だったんですか?」と訊かれ
「1号」と言うと、
「え? 21番を? それじゃあ焼き鳥の串刺しじゃないですか!」と。
よく分からないけど小さいフライには、
もう少し細いティペットを使えばいいようだ。
伸びしろ 2!
あんまり寒そうだからと
クロロプレンのウェーダーにしたが、
動きづらく歩きにくかった。
「渓流でクロロプレン? まじすか?」
と言われ、そうだったのか、と。
次からはあったかいタイツをはいて
透湿ウェーダーにしよう。
伸びしろ 3!
いやあ、63歳にもなって
まだまだ伸びしろいっぱいあるなあ、おいら。
楽しいね!
2025年01月17日
第2回フライフィッシング・フォーラム:俺たちはどれほどシマケンさんが好きなんだ!
素敵なポスター。

去年に続き第2回のフライフィッシングフォーラム
「Fly Fishing Forum-マッチザハッチは分かりやすくて面白い!!」が
1月12日、宮地楽器ホールで開催された。
朝ごはんを食べて自転車で30分、会場へ。
トップバッターは主催者でもある樋渡忠一さん。

「頭がフライフィッシング」(フライの雑誌100号)というだけあって
まあ、控えめに見てビョーキ〈※〉だ。
あ、言うまでもないがこの日登壇した人たち全員が
大ビョーキ(※)だ。
展示されていた樋渡さんのフライボックス。
なにをかいわんや。

2番手は黒石真宏さん

実は昨日(1月16日)、芝川C&Rで釣るためのフライのヒントを
存分にいただいたのが黒石さんだった。
……バラしたけどなっ!
ところで黒石さんは後で話していたら、
去年、割と近々に一緒に飲んだのに
おいらの苗字の下のほうを忘れているようで
後半をむにゃむにゃとごまかしているようだった。
大木孝威さんから指摘してもらいたいものだ。
え? 大木さんって誰って?
「フライの雑誌」に〈フライオタクの自由研究〉を連載している
簡単に言えばビョーキ(※)のヒトです。
昼休み。
他の参加者は連れだってひるめしのもんだいを
解決していたようだが、
おいらは参加者に一人も知り合いがいないので(悲しいね)、
近くのベーカリーでパンを買って
自転車で20分、小金井公園へ。

寒々しい~~~~~~。
惣菜パンはあったかいうちにたべたほうがおいしいよね、って教訓。
午後のトップは我らが師匠、井上逸郎さん。
アシスタントにH氏(ここはフライの雑誌編集人の堀内正徳さんでいいか)。

シマザキUSE(=Unique Simple Effective)フライのタイイング。
i師匠はすごく丁寧にアイカザイムなどのタイイング、
ホットワックスの使い方などを説明してくれる。
時折、堀内さんの補足が入ってこれまた分かりやすい。
i師匠の優しさによる丁寧さのため、
もうちょっと時間が欲しかったかなあ。
最後に佐々木岳大さん。

まあ、ビョーキ(※)です。
すごくいいヒントをたくさんもらった。
後ろで見ながらしゃべっているおいらはもとより、
登壇している皆さんも一度は「島崎(憲司郎)さん」と
口にする。
「これは島崎さんによると」
「これは島崎さんの『水生昆虫アルバム』に書いていますが」
「島崎さんがこのフライはこうで」
などなど……桐生から離れたこの地で
その場に本人がいないのに
みんながその名を口にする。
どんだけシマケンさんが好きなの? と思う(オレモナー)。
実にいいフォーラムだった。
脳内が興奮して夜、なかなか眠れなかった。
頭が整理できず、終わってすぐに頼まれた
アンケートを書けなかったのが申し訳なかった。
でも、あれだけ情報を提供されて、
よくすぐに整理してすいすい感想が書けるなあと
提出しているヒトを尊敬。
こういうことは書かないほうがいいのだが……
といいつつ書いてしまう。
どうせ読んでるヒトは少ないブログだしな。
フライフィッシングに限らず、ましてや釣りに限らず
そういうヒトはどこにでもいるのかもしれないが、
「質問タイム」に本当に聞きたいことを
質問するのではなく、
たびたび自分の知識をひけらかすために
わざわざ分かっていることを「偽装質問」するヒトがいた。
目の前にいたので、「うっせえんだよ」と
大川周明が東条英機の頭をはたいたように
おいらもぺしっとやってやろうと思ったが、
ワタクシもさほど立派ではないがオトナなので
やめといた。
あんたさ、嫌われるぜ?
あ、こういうことを言うから
釣り友達が少ないのかな。
ま、そういうことも気にならなくなるほど、
おいら的にはものすごく濃い、
ためになる、
フライフィッシングパッションを燃え上がらせる、
素晴らしいフライフィッシング・フォーラムだった。
来年も楽しみ。
ぜひやってもらいたい。
※ビョーキ:いちおう褒め言葉です。

去年に続き第2回のフライフィッシングフォーラム
「Fly Fishing Forum-マッチザハッチは分かりやすくて面白い!!」が
1月12日、宮地楽器ホールで開催された。
朝ごはんを食べて自転車で30分、会場へ。
トップバッターは主催者でもある樋渡忠一さん。

「頭がフライフィッシング」(フライの雑誌100号)というだけあって
まあ、控えめに見てビョーキ〈※〉だ。
あ、言うまでもないがこの日登壇した人たち全員が
大ビョーキ(※)だ。
展示されていた樋渡さんのフライボックス。
なにをかいわんや。
2番手は黒石真宏さん

実は昨日(1月16日)、芝川C&Rで釣るためのフライのヒントを
存分にいただいたのが黒石さんだった。
……バラしたけどなっ!
ところで黒石さんは後で話していたら、
去年、割と近々に一緒に飲んだのに
おいらの苗字の下のほうを忘れているようで
後半をむにゃむにゃとごまかしているようだった。
大木孝威さんから指摘してもらいたいものだ。
え? 大木さんって誰って?
「フライの雑誌」に〈フライオタクの自由研究〉を連載している
簡単に言えばビョーキ(※)のヒトです。
昼休み。
他の参加者は連れだってひるめしのもんだいを
解決していたようだが、
おいらは参加者に一人も知り合いがいないので(悲しいね)、
近くのベーカリーでパンを買って
自転車で20分、小金井公園へ。
寒々しい~~~~~~。
惣菜パンはあったかいうちにたべたほうがおいしいよね、って教訓。
午後のトップは我らが師匠、井上逸郎さん。
アシスタントにH氏(ここはフライの雑誌編集人の堀内正徳さんでいいか)。

シマザキUSE(=Unique Simple Effective)フライのタイイング。
i師匠はすごく丁寧にアイカザイムなどのタイイング、
ホットワックスの使い方などを説明してくれる。
時折、堀内さんの補足が入ってこれまた分かりやすい。
i師匠の優しさによる丁寧さのため、
もうちょっと時間が欲しかったかなあ。
最後に佐々木岳大さん。

まあ、ビョーキ(※)です。
すごくいいヒントをたくさんもらった。
後ろで見ながらしゃべっているおいらはもとより、
登壇している皆さんも一度は「島崎(憲司郎)さん」と
口にする。
「これは島崎さんによると」
「これは島崎さんの『水生昆虫アルバム』に書いていますが」
「島崎さんがこのフライはこうで」
などなど……桐生から離れたこの地で
その場に本人がいないのに
みんながその名を口にする。
どんだけシマケンさんが好きなの? と思う(オレモナー)。
実にいいフォーラムだった。
脳内が興奮して夜、なかなか眠れなかった。
頭が整理できず、終わってすぐに頼まれた
アンケートを書けなかったのが申し訳なかった。
でも、あれだけ情報を提供されて、
よくすぐに整理してすいすい感想が書けるなあと
提出しているヒトを尊敬。
こういうことは書かないほうがいいのだが……
といいつつ書いてしまう。
どうせ読んでるヒトは少ないブログだしな。
フライフィッシングに限らず、ましてや釣りに限らず
そういうヒトはどこにでもいるのかもしれないが、
「質問タイム」に本当に聞きたいことを
質問するのではなく、
たびたび自分の知識をひけらかすために
わざわざ分かっていることを「偽装質問」するヒトがいた。
目の前にいたので、「うっせえんだよ」と
大川周明が東条英機の頭をはたいたように
おいらもぺしっとやってやろうと思ったが、
ワタクシもさほど立派ではないがオトナなので
やめといた。
あんたさ、嫌われるぜ?
あ、こういうことを言うから
釣り友達が少ないのかな。
ま、そういうことも気にならなくなるほど、
おいら的にはものすごく濃い、
ためになる、
フライフィッシングパッションを燃え上がらせる、
素晴らしいフライフィッシング・フォーラムだった。
来年も楽しみ。
ぜひやってもらいたい。
※ビョーキ:いちおう褒め言葉です。