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2018年12月08日

今シーズン最後の養沢はブラウン〆、そして釣れたフライ

前回(「養沢毛鉤専用釣場の延長営業、場所を選べば気持ちよく釣れる」)は
さほど考えることもなく釣れて
調子に乗っていたのかもしれない。
何しろ、調子に乗るのは大得意でありますので、
ちと良くないのです。
「ただ釣るな、善く釣れ」という言葉を忘れないようにな、俺。

明日12月10日で営業終了の養沢毛鉤専用釣場。
おいらの今シーズンの養沢をしめたブラウン。
今シーズン最後の養沢はブラウン〆、そして釣れたフライ

手を水温11℃の川につけてしゃっこくしているとはいえ、
申し訳ないがちょっと手に持ってみたかった。


では、最初から順に。
どうせ早く行ったって寒くて魚の反応は鈍いんだから
遅く行こうと、9時半に家を出た。

朝早いとあまりないが、やはりこの時間、
ダイヤの乱れがある。
乗れる電車に乗り、先を目指す。
なんたって、武蔵五日市駅からのバスの本数は少ないのだ。

立川で青梅線に乗り換え拝島駅へ。
ここまでに持っていった読みかけの
樋口明雄著『ダークリバー』を読み終える。
本を閉じて、ふうと息をついて
五日市線へ。
樋口さんもフライフィッシャーであり、書名にもリバーと入るが、
釣りの話ではない。
いや、釣りの話でもあるか。
著者の故郷、岩国が舞台のハードボイルド小説。


武蔵五日市駅前のバス停には瀬音の湯目的の
熟し切ったおにいさんおねえさんがたくさん。
遅く出るとこういうことがあるのね、と頭に刻むが、
たぶん来シーズンはまた同じことをするだろう。

11時半に養沢毛鉤専用釣場事務所に到着。
21番バッジいただきました。
今シーズン最後の養沢はブラウン〆、そして釣れたフライ

先日、イギリスから届いたアメリカのUSLAN五角ロッド。
ラインはWF4F。


準備をしているとのそのそと迫ってくる奴が
いるので行く手を邪魔する。
今シーズン最後の養沢はブラウン〆、そして釣れたフライ

お腹にハリガネムシがいないかい?
おいらの中にはいるけどもね。


昼ともなるともうすっかりポイントは
攻められまくっているのだろう。
こんなはずじゃなかった、の思いがどんどんどん膨らむ。
釣れない。
せつない。
釣れにゃい。
せつない、ってなんだ。
と頭の中で星野源が歌う。

だってね、アグリーニンフを無視するんだよね。
こんなことはなかった、少し前までは。
あ、やばいJASRACに叱られる。
まさか、前回のブログを見て養沢に来たヒトが、
みんながアグリーニンフを使うとか?
そんな影響力があるブログじゃないしな。

この前言ったばかりなのに、
「アグリーニンフは鉄板です」って言えなくなるじゃないか、
(腕によります)とかつけないといけなくなるじゃないか、
とまあ、いろいろ考えつつもアグリーニンフを使うわけです。
何回かバラしたので、全く食わないってわけでもないみたい。

海入道橋の20メートルほど下流でようやく1匹。
今シーズン最後の養沢はブラウン〆、そして釣れたフライ

パーマークが見える虹鱒22センチ。
パーマークがはっきりしてるのって、
養沢生まれなんじゃないんかな?
同じ大きさならパーマークがあるほうが、
抵抗が激しい気がする。

今季最後の最上流、と思うから、海入道橋の下を釣りたい。
が、さっきから、たぶん女性が
(この時点では「たぶん女性」としか。あとから事務所で見たら美女と判明)
サウスポーで変わったホールの入れ方で
キャストし続けていて空かない。
まあ、じっくり待とうと見ていると、
その振り出しからの加速が魅力的なキャストで
ああ、まさにその流れにいるね、
ってところにふわりとフライを落とす。
見たことがないフォームとはいえ、
落としどころが巧いなあと見とれていた。
20分ほどみていただろうか、
黙ってみているのも芸がないともう一度、
さっきの釣れた場所へ。

すぐに16センチほどのパーマークばっちりこんの虹鱒が釣れた。

そしてふと見ると橋の下から美しいヒトは消えていた。
さあ、そこからライズを狙って苦闘。

ここでライズしてるんです。
今シーズン最後の養沢はブラウン〆、そして釣れたフライ


小さいのを食ってるんだろう? ほおら、と
28番ミッジピューパ、32番雪虫を試す。
28番は合わせた瞬間引っ掛かることなくすっぽ抜けて、
見るとフライの結び目が解けていた。

32番は完全に合わせ切れ。
いつも使っているものより五角ロッドは反発がきつい。

ビーズヘッド付きニンフをぶちこんだり
もう一度アグリーニンフにしたり、
クロスオーストリッチにしたり。
CDCカディス、細身のアダムスパラシュート……。
しばらく、キャストをやめてぼうっと眺めていると
またライズ。

これでダメならと結んだ12番の
ごく普通のエルクヘアカディスに
ばっしゃんと派手に食いついたのはブラウンだった。
今シーズン最後の養沢はブラウン〆、そして釣れたフライ

今季最後の場所、最後に釣れて良かった。
そしてブラウン、大好きなんだよ、君のことが、でへへ。


ここですよ、ここ。
今シーズン最後の養沢はブラウン〆、そして釣れたフライ




釣れたフライはこの2本。
今シーズン最後の養沢はブラウン〆、そして釣れたフライ



営業は16時まででバスの時間は17時24分。
おいら以外はみな車で帰ってしまっていた。
「USLANロッドは養沢にはオーバーパワーだなあ」とか考えながら、
ひとりスーパードライで〆の時間。
このロッドが合うのは、知ってる川だと、
浅瀬石川、千歳川、夕張川あたりかな。

今年もお世話になりました、養沢さま。





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