平和製作所

12月1日、16時過ぎにすでにこの景色だ。

イブニングタイムは年末進行だ。


この日は、娘が一緒に川に行って
河原でサックスを吹く練習をする、
ということになっていた。
家を出る直前になって「やっぱりやめておく」。
「宿題が残ってる」とか「明日漢字をやらなきゃいけない」とか
いろいろ理由を挙げていたが、
「調布駅までバス」と言ったのが決め手だった。

以前、一緒に調布で映画を観た帰り
家まで20分のバスで酔って、
途中下車してしまったことが、まだトラウマなのだろう。

一人哀しく15時ちょい前に川に到着。

君たちも哀しいのか。
50メートルほど上流では男子中学生3人が石を投げていた。



最初に入ったポイントではなかなか釣れず、
1匹目が釣れるまで20分かかった。

なかなかちっちゃいのも、年末進行。



50メートルほど下って、その後25分かかって2匹目。





その後は順調、平均すると5分に1匹ぐらいか。




富士山を見て釣るいつもの光景。




これでやめておこうかどうしようか。





最後、この強い流れ出しのすぐ上、プール尻を狙う。




いたら、でかいよねー、こういうポイントは。

流れに持って行かれそうになったと思ったら、
今度は上り返してきて、
「おほほ！うほほ！」と一人、
何が哀しかったのかも忘れて大興奮。
たかが14センチの魚なんだけど。
最高の〆だった。


「気持ちよく川から上がれる者は幸いである」
ザッコ記プラティプス人への第一の手紙　第13章　第4編より