2020年09月19日
その魚のサイズは苛酷な釣行と釣り合いが取れたのか:渓流シーズンが終わっちまう
たぶん写真の撮り方が下手なせいで、
それほど大きく見えないが42cmと、けっこうなものだ。

前日に読んだこの川を紹介している本で、
その筆者は「今年の僕の最大は67cmだった」などと書くのだ。
そしてつい最近この川で、
「いやあ、やっちまった。50cmはあった」
何日かして「60cmはあった」とすごいのをバラした話を聞いていたら、
42cmでそんなに喜んでいいのかなとも思うのだ。
そりゃさ、嬉しかったよ?
「っしゃーーーーーーー!!!!」
とも叫んださ。
まあ、そういうことだ。
めちゃめちゃ嬉しかったのだ。
今週の出来事
◆9月14日◆
午前中、中の紙のデザインを替えられるタンブラーを
島崎憲司郎さんのキャストシーン(※1)に替えた。

すっげーラインがびゅばーすと伸びていってるのだが、
見るためには持ってぐるっと1周しなきゃいけなくて、
せっかくのラインの軌跡が生きていない。
しばらくこれで使おう。
※1 元ネタは「フライの雑誌」102号(https://furainozasshi.com/magazine/102/)の巻末付録ポスター。
週末に向けてアグリーニンフを巻く午後。
ダビング材の撚りつけたものを先に作っておく方式。

夕方、ロッドを持たずに川を見にいく。

魚がばんばん跳ねていた。
なぜロッドを持ってこなかったのか。
莫迦じゃないのか?
「明日はロッドを持ってくるからな!」
そう言い残して帰宅。
◆9月15日◆
都心で仕事。
是非もない。
帰宅後、すぐに川へ向かう。
28番のオーストリッチハックルフライKタイプ。

こんな小さなフライを、約50m幅の川で
10m先でスイングさせて。

それをこの大きさのオイカワはどうやって見つけて
食ってくるのだろう。

なんという愛しさだ。
短時間だが入れ食いだった。
この日は前日に食べたメザシに負けないサイズも釣れた。

◆9月16日◆
都心で仕事。
是非も及ばず。
ばんめし当番などをする。
◆9月17日◆
翌日、大物に選ばれる(※2)ための装備として、
大きいランディングネットをつけるため、
10年ほど前に買って使っていなかったC&Fデザインの
ネットリリーサーを引っ張り出してきて取り付けた。


そして翌日のための主力フライ。

大物に選ばれる気満々。
※2 『フライの雑誌』120号(https://furainozasshi.com/magazine/120/)特集「大物ねらい 人は〈大物〉を釣るのではない。〈大物〉に選ばれるのだ。」より。じゃあ「大物をねらわなくても選ばれればいいのか?」……そうではない。ねらいもしない釣り人が大物に選ばれるわけはないのである。
◆9月18日◆
家を出たのが6:30。
川の最寄り、ローカル私鉄駅に着いたのは10:30。
4時間かかっているがこの上もなく順調。
しかし。
駅を出たら大粒の雨。
傘をさし釣り券を売っているはずのコンビニへ行くと、
「釣り券ですかあ? 今扱ってないんですう」とかわいいおねえさん。
「ど、ど、ど、どうしよう」、ではなく、
「ど、ど、ど、どこか近くで売ってませんか?」と訊くと、
店長らしき人に確認し、
「この先のコンビニ(別チェーン)ならあると思うんですけどお」と言う。
「そ、そ、そ、そうですか! ありがとうございますう」
「この先のコンビニ」はスマホのマップで確かめると約1km先だった。
雨の中、コンバースのローカットがぐしょぐしょになりながら急ぐ。
私「釣り券ください」
店員(アルバイト実習中)「はい? すいません。もう一度お願いします」
私「ええと、釣り券です。遊漁券」
店員「(首を傾げつつ)お待ちください」
他の店員、貫禄のお姐さん店員を探しだし連れてきてくれた。
「はい? あ、釣り券ね。あっちとこっちとありますが? はい、こっちですね」
ようやく釣り券を手に入れた。
釣り券を持たずに釣りをするのは気持ちが悪いのだ。
また雨の中を川へ急ぐ。
ついに目的の川に着いた。
時々激しく降る雨と風速6~8mの風に悩まされつつ釣り歩く。
30分ほどでゴツンとアタリが一度あったきり、
何もなく歩く1時間。
足元が崩れそうで危なっかしい岸際、
初めてロッドティップが、がんがんと揺れた。
次のキャストに移ろうとぐいーんとラインを引いたところだった。
バラした。
また1時間、今度は完璧に捉えた、と思った。
ジャンプして外されるなんて久しぶり。
あまりに綺麗な外されぶりでいっそすがすがしい。
……なわけはない。クヤシー。
この後広い川原を歩きながら下流に向かっていたら、
道、いや、道など初めからないが、
川も道路も見失って前が見えない、森、草原に迷い込んだ。
うわうわうわ、どーするよ。
身長以上の草を分けてあっちにひたすら行けば道路に出るはずなんだが……
あ、分流が、しかも深い!
とまあ、どうしたものかと探り探り、
歩けるところを進んでいたら、
ようやく辺りが明るくなって川が見えるところに出た。
そこでスマホにメール。
〈弘前ねぷたまつりフォトコンテスト〉(https://omatsurijapan.com/picture/contest/hirosaki-culture/)
の入賞作品が発表になり、
そこに私が送っていた写真が入賞したという連絡。
魚を撮るのは下手だが、アイデア写真は入賞。
弘前市で展覧会(http://www.city.hirosaki.aomori.jp/sangyo/kankou/2020-0916-1651-397.html)があるようだけれども、まあ、見に行けないやね。
弘前まで見に行けるぐらいなら釣りに行く。
迷い込んでいたのは30分ほどだったようだ。
帰りの電車の時間まで1時間半。
焦る。
とにかくアグリーニンフKをスイング。
信じるほかない。

残り1時間。
ついに来た!
向こう岸へキャスト、スイングしてきてど真ん中、
いきなりリールが、ジーーーーーーーーーーーーーイィッ!

なぜロッドが曲がっている写真があるか。
これはデカいかも! と思ったので、
バラす前に魚がかかったところを撮っておこう、という信じられぬほどの弱気。
そういえば、去年の50cm超ヤマメもファイト中に動画を撮っていた。
戦う前から負けるつもりでいるのだ。
猪木さんからのビンタ必至。
私はそういう人間だ。
しかし。
ぜいぜい、はあはあ、の戦いの後。
っっっっしゃあーーーーーーーーーーーっ!!!!

アグリーニンフ様々!
ここまでの苛酷さと釣れた魚のサイズが釣り合いなんて取れてなくてもさ、
っっっっしゃあーーーーーーーーーーーっ!!!! だよ、わはははは!
でも、ツイートには「まあまあです」とか言っておく。
私はそういう人間だ。
残り15分、この子が釣れたところで終わりにした。

下流の駅から電車に乗り、4時間弱で帰宅。
往復8時間半、釣っていたのは5時間弱。
また、来週行こっと。
渓流シーズンが終わっちまう。
それほど大きく見えないが42cmと、けっこうなものだ。

前日に読んだこの川を紹介している本で、
その筆者は「今年の僕の最大は67cmだった」などと書くのだ。
そしてつい最近この川で、
「いやあ、やっちまった。50cmはあった」
何日かして「60cmはあった」とすごいのをバラした話を聞いていたら、
42cmでそんなに喜んでいいのかなとも思うのだ。
そりゃさ、嬉しかったよ?
「っしゃーーーーーーー!!!!」
とも叫んださ。
まあ、そういうことだ。
めちゃめちゃ嬉しかったのだ。
今週の出来事
◆9月14日◆
午前中、中の紙のデザインを替えられるタンブラーを
島崎憲司郎さんのキャストシーン(※1)に替えた。

すっげーラインがびゅばーすと伸びていってるのだが、
見るためには持ってぐるっと1周しなきゃいけなくて、
せっかくのラインの軌跡が生きていない。
しばらくこれで使おう。
※1 元ネタは「フライの雑誌」102号(https://furainozasshi.com/magazine/102/)の巻末付録ポスター。
週末に向けてアグリーニンフを巻く午後。
ダビング材の撚りつけたものを先に作っておく方式。

夕方、ロッドを持たずに川を見にいく。

魚がばんばん跳ねていた。
なぜロッドを持ってこなかったのか。
莫迦じゃないのか?
「明日はロッドを持ってくるからな!」
そう言い残して帰宅。
◆9月15日◆
都心で仕事。
是非もない。
帰宅後、すぐに川へ向かう。
28番のオーストリッチハックルフライKタイプ。

こんな小さなフライを、約50m幅の川で
10m先でスイングさせて。

それをこの大きさのオイカワはどうやって見つけて
食ってくるのだろう。

なんという愛しさだ。
短時間だが入れ食いだった。
この日は前日に食べたメザシに負けないサイズも釣れた。

◆9月16日◆
都心で仕事。
是非も及ばず。
ばんめし当番などをする。
◆9月17日◆
翌日、大物に選ばれる(※2)ための装備として、
大きいランディングネットをつけるため、
10年ほど前に買って使っていなかったC&Fデザインの
ネットリリーサーを引っ張り出してきて取り付けた。


そして翌日のための主力フライ。

大物に選ばれる気満々。
※2 『フライの雑誌』120号(https://furainozasshi.com/magazine/120/)特集「大物ねらい 人は〈大物〉を釣るのではない。〈大物〉に選ばれるのだ。」より。じゃあ「大物をねらわなくても選ばれればいいのか?」……そうではない。ねらいもしない釣り人が大物に選ばれるわけはないのである。
◆9月18日◆
家を出たのが6:30。
川の最寄り、ローカル私鉄駅に着いたのは10:30。
4時間かかっているがこの上もなく順調。
しかし。
駅を出たら大粒の雨。
傘をさし釣り券を売っているはずのコンビニへ行くと、
「釣り券ですかあ? 今扱ってないんですう」とかわいいおねえさん。
「ど、ど、ど、どうしよう」、ではなく、
「ど、ど、ど、どこか近くで売ってませんか?」と訊くと、
店長らしき人に確認し、
「この先のコンビニ(別チェーン)ならあると思うんですけどお」と言う。
「そ、そ、そ、そうですか! ありがとうございますう」
「この先のコンビニ」はスマホのマップで確かめると約1km先だった。
雨の中、コンバースのローカットがぐしょぐしょになりながら急ぐ。
私「釣り券ください」
店員(アルバイト実習中)「はい? すいません。もう一度お願いします」
私「ええと、釣り券です。遊漁券」
店員「(首を傾げつつ)お待ちください」
他の店員、貫禄のお姐さん店員を探しだし連れてきてくれた。
「はい? あ、釣り券ね。あっちとこっちとありますが? はい、こっちですね」
ようやく釣り券を手に入れた。
釣り券を持たずに釣りをするのは気持ちが悪いのだ。
また雨の中を川へ急ぐ。
ついに目的の川に着いた。
家を出て苦節4時間半、ようやく私は川を見た pic.twitter.com/TxBjMp2Hyr
— RYO太 (@peacemaker1984) September 18, 2020
時々激しく降る雨と風速6~8mの風に悩まされつつ釣り歩く。
30分ほどでゴツンとアタリが一度あったきり、
何もなく歩く1時間。
足元が崩れそうで危なっかしい岸際、
初めてロッドティップが、がんがんと揺れた。
次のキャストに移ろうとぐいーんとラインを引いたところだった。
バラした。
また1時間、今度は完璧に捉えた、と思った。
ジャンプして外されるなんて久しぶり。
あまりに綺麗な外されぶりでいっそすがすがしい。
……なわけはない。クヤシー。
この後広い川原を歩きながら下流に向かっていたら、
道、いや、道など初めからないが、
川も道路も見失って前が見えない、森、草原に迷い込んだ。
うわうわうわ、どーするよ。
身長以上の草を分けてあっちにひたすら行けば道路に出るはずなんだが……
あ、分流が、しかも深い!
とまあ、どうしたものかと探り探り、
歩けるところを進んでいたら、
ようやく辺りが明るくなって川が見えるところに出た。
そこでスマホにメール。
〈弘前ねぷたまつりフォトコンテスト〉(https://omatsurijapan.com/picture/contest/hirosaki-culture/)
の入賞作品が発表になり、
そこに私が送っていた写真が入賞したという連絡。
魚を撮るのは下手だが、アイデア写真は入賞。
大きさを変えて遠近感#おうちで弘前ねぷた pic.twitter.com/F4SwTQxo6x
— RYO太 (@peacemaker1984) July 27, 2020
弘前市で展覧会(http://www.city.hirosaki.aomori.jp/sangyo/kankou/2020-0916-1651-397.html)があるようだけれども、まあ、見に行けないやね。
弘前まで見に行けるぐらいなら釣りに行く。
迷い込んでいたのは30分ほどだったようだ。
帰りの電車の時間まで1時間半。
焦る。
とにかくアグリーニンフKをスイング。
信じるほかない。

残り1時間。
ついに来た!
向こう岸へキャスト、スイングしてきてど真ん中、
いきなりリールが、ジーーーーーーーーーーーーーイィッ!

なぜロッドが曲がっている写真があるか。
これはデカいかも! と思ったので、
バラす前に魚がかかったところを撮っておこう、という信じられぬほどの弱気。
そういえば、去年の50cm超ヤマメもファイト中に動画を撮っていた。
戦う前から負けるつもりでいるのだ。
猪木さんからのビンタ必至。
私はそういう人間だ。
しかし。
ぜいぜい、はあはあ、の戦いの後。
っっっっしゃあーーーーーーーーーーーっ!!!!

アグリーニンフ様々!
ここまでの苛酷さと釣れた魚のサイズが釣り合いなんて取れてなくてもさ、
っっっっしゃあーーーーーーーーーーーっ!!!! だよ、わはははは!
でも、ツイートには「まあまあです」とか言っておく。
私はそういう人間だ。
残り15分、この子が釣れたところで終わりにした。

下流の駅から電車に乗り、4時間弱で帰宅。
往復8時間半、釣っていたのは5時間弱。
また、来週行こっと。
渓流シーズンが終わっちまう。