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2021年08月08日

新作ハヤ釣りフライの釣れ具合:本寸法は黒糸で

新作はこちら。
新作ハヤ釣りフライの釣れ具合:本寸法は黒糸で


赤スレッドボディの上から黒スレッドでボーダーにしてホットワックス加工。
ヘンネックの首元の小さなハックル。
ビーズヘッドはタングステン1.5mm(ブラスなら1.6mm)。
赤黒のボーダーは何でも「カート・コバーン」と呼んでいるので、
「ハヤ用カート・コバーン」。

んでもって、釣れるの?
……残念なことにそれほどではなかった。
オイカワ釣りをする人なら、
「どんなフライでも釣れる日、時間帯」というのが
あることを知っていると思う。
そういう時は釣れる。
……ダメじゃん。




こちらはこの型で最初に巻いたスレッドの色がケイヒルのもの。
ぱりっとしたコックネックハックル。
新作ハヤ釣りフライの釣れ具合:本寸法は黒糸で


これはいつでも釣れる。
まじで。
名前は「ケイヒルのヤツ」。





これは黒いスレッドにして「本寸法ハヤ」と名づけた。
ヘンネック首元の羽根をハックルセパレーター処理。
これもよく釣れる。
新作ハヤ釣りフライの釣れ具合:本寸法は黒糸で


そもそも〈本寸法〉とは何か?
国語辞典最高峰と信ずる『日本国語大辞典』には載っていない。
採録されているのは『広辞苑』ぐらいか。

〈本寸法:ほんすんぽう:本来の正しい基準にかなっていること。落語などの芸を、くずしていないこと〉(『広辞苑』第6版)

とまあ、こういうことで、
このフライの「本来の正しい基準」とは何か。
このブログに何度も書いているが、
「その6 シマザキホットワックスワールド / Shimazaki Hot Wax / 島崎憲司郎のフライタイイングの世界 / TMC Fly Tying Room」
この中で島崎さんが「黒いボディ」「ちっちゃいゴールドのビーズ」と言っているので、
そこを本寸法として黒いボディにしたもの。
ところが、同じ所で「パーマボディ」とも言っているので、
本来はパーマハックルボディにしなきゃいけないんだろうか、
とも思ったがそこは崩して(じゃあ、本寸法じゃないじゃんな)、
ハックルぱらりと2回転。

「本寸法」を自分の都合で崩して、
そのうちそれが自分の本寸法になればいいと思ったりするが、
あなたどう思うか?

以上、この3本ともフックは22番TMC100BL。
小さいけれどビーズヘッドがついているせいか、
水深5cm以下のポイントだと使うのに少しコツがいる。







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