ヤマメです。
サクラマスではないです。
※2023年7月26日追記。
〈普通にというか、どう考えてもサクラの雌だな。
山女だと思いたいんだろうけど。
Posted by nom at 2023年07月26日 03:59〉
というコメントを4年も経た今、
いただいたので付け加えます。
「サクラマスではない。普通にというか、どう考えてもサクラの雌だな」という意見もあるようです。
ただし俺は、何年もこの川を見てきた、そしてこの川で釣りをしてきた弟たち2人が、実際にこの魚を見て「これはヤマメだ」と言ったのでヤマメだと思ってます。
どこの誰か分からずその時この川にいなかったヒトの見解より、弟たちの言葉を信じています。
……ってゆーか、「山女だと思いたい」とか全然なく、
俺はどっちでもいいです。
俺はライズしているこの52cmの魚を
マシュマロで釣ったんだぜ？
ってのがメインですから。
コメント、ありがとうございました。
※追記、ここまで。
6月21日、弘前駅に13:20着。
改札を出ると萱屋根ブラザーズ弟MOZYの奥さまが
4カ月の娘、ワタシの姪っ子を連れてお出迎え。
抱っこしたり写真を撮ったり。
生まれたとき52ｃｍだったという姪っ子は、
すくすく育っていた。
この後、おいらがマシュマロちゃんと呼ぶ、
大好きな弘前の演歌歌手、高瀬まみ、
通称・まみまみが出演しているラジオスタジオに寄って、
「スモア」のレシピを書いた紙を入れたお土産のマシュマロを渡してから、
萱屋根宅へ。
萱屋根ブラザーズ兄KOZYと、とるものもとりあえず川へ。
弘前到着当日は必ず目指すイブニングの川。
この後何が起こるのかも知らず、
のほほんとロッドをつないでいる。
いつも対岸から「あっち、ライズしてるなあ」と
届かないライズに指をくわえてみていたほうに最初から来てみた。
画像の右端、白泡が途切れる辺りで、ぱしゅっというライズ。
えーい！と遠投。
なるほど。
君はワタシが大好きなサイズだと思っているのだろう。
まあまあです。
またライズを探すと、
足元の3ｍぐらい先の流れが速い所で、
金色の背中がどわん！とライズ。
唖然としてみているともう1回、どわん。
ちょっと手を震わせつつ5Xの先の6Xのティペットを切り、
5Xに12番マシュマロ＆エルク（M&E＝
『フライの雑誌』第103号「シマザキフライズ」に詳細）を結んだ。
ロッドはこの川に絶対合うはずと思って
持ってきた五角のユスラン。
手前の流れが速くドラッグがかかってうまく流れないが、
ライズの頭の上に落とすオイカワドライ釣法、
3投目でドーーーーーーンと来た。
KOZYといつの間にか川に来ていたMOZYの
声援を受けながら15分ほど格闘。
今年3月に釣った54cmの虹鱒の時は一人で、
孤独な戦いだった。
どれほどKOZY＆MOZYの声が心強かったことか。
適当なキャプション、適当な編集の動画をどうぞ。
YouTubeはこちら
https://youtu.be/XBmQqNLCrNE
動画のエンドロールには入れなかったが、
Special thanks to 島崎憲司郎
Special thanks to フライの雑誌
マシュマロフライがなければ、
こんなのは釣れなかっただろう。
ってゆーか、この場所に来てマシュマロがあれば、
おいらじゃなくても釣れたんではないかと思うんだが。
まあ、なまら、津軽だから、たげラッキーだったわけだ。
ランディングネットから尾びれがはみ出る。
52ｃｍ！
なんたる偶然。
姪っ子の生まれた時と同じ全長。
抱っこしてきたからだねー。
そして、マシュマロだ。
マシュマロ土産をマシュマロちゃんに渡してきたからだねー。
いや、それにしても、こんなヤマメが青森県の川にはいるんだ。
すごい川だ。
大イワナがいる、大ニジマスがいるという話は聞いたことがあったけど。
神々しい背中。
さようなら。
大きくなる遺伝子を残して、
またおいらにデカイのを釣らせてくれたまえよ？
疲れ果て、ちょっと呆けたところを撮影される（笑）。
しばらく休んでもう一つの必殺技、
アグリーニンフをスイング。
綺麗なヤマメ。
ホッとする。
体高のあるニジマスも。
アグリーニンフもご存じの通り、
シマザキフライズの一つです。
いったいどこまでお世話になるのやら（笑）。
釣り終えて護岸を上がっていくとオダマキの花。
おーい、KOZY！ そろそろ帰る？
いい日だ。
この夜、飲み過ぎて畳にばったり倒れているところを
KOZYに起こされたものの、服のまま布団で寝てしまったのであった。
釣り堀でも管理釣り場でもない川で、
3月のニジマスに続いて、今年2匹目の50cm超の魚。
おいらの釣り人生のピークが今だったら、ちょっとどうしよう……。