ライズ3発バラシ3発:「俺の鱒」を釣って呪われる者は幸いである

亮太

2019年03月16日 23:22

はい、これが3月15日の使用フライ、
上の3本がバラしたフライであります。

線から下はまるで、
反応がなかったものでありんす。


12時過ぎに川到着。
濁りも取れているので、
先週の「バラシポイント」へ直行。

途中で見つけた。
マダガスカルセキレイだ! と思ったが、
キセキレイのようですな。





ライズしてました。
ライズ3発動画をどうぞ。
※音が出ますよ、もちろん。ご注意を。
左上に集中。

泡の筋に流して一発で食った!
うほ!
ロッドティップが水面に突き刺さって動かない。
これは養沢の堰堤下で、
50センチ超のブラウンがかかった時と同じ感覚。
一瞬の後、リールが鳴って3秒。
いや、本当は0.3秒ぐらいか、
絶望的な負荷からの解放。
フライの結び目から切れていた。

……そんな所から切れた経験は今までない。
なんで?


気を取り直して、
周りを飛んでいるコカゲに
合わせて18番アイカザイム、クリーム色。
数投してこれも食った!
おほ!
しっかりかかったのを確認して、「よし」と声に出す。
しかし、、ぐい、ぐい、ぐい、
と3回持って行かれた後に、ふっ、と……。
いやな解放感。
今度はリーダーとティペットの結び目で切れていた。
どういうこと?
まじで、そんな所で切れた経験もないよ?

なんだかがっくり。
さすがにライズも止まってしまった。


ライズ待ち&おにぎり昼食タイムに入る。

よほど落ち込んでいれば、
こんな時に自撮りなどしないだろうに。
こういうなんだか悔しがらないところが、
私の釣りが上達しない原因ではないかと思う。

その後、3発ならぬ「散発」ライズはあったが、
コイル&アグリー、クロスオーストリッチ、
30番ミッジ、何をしても食わず。


着替え場所まで戻り、
いつもの所で最後のスウィング。
ひみつのはねソフトハックルを
6流しぐらいで食った……が、また、バラした。
どこまでもどこまでも……。

諦めきれず何度も何度もスウィングスウィングスウィング。
「It Don't Mean a thing」は月並みな意見だが、
エラ・フィッツジェラルドが最高。
いやいや、それどころではなく、
何度かのアタリだけでフッキングできず、
気づくと世間はこの暗さ。


かなしみ本線に乗って帰ってきたが、
残念ながらギョニソ&カップ酒のおじさんは乗っていなかった。
いつもより、一本遅くなってしまっていたのだった。



今回はダメだった#20~30のミッジたち。

そろそろ出番もあるさ。


今日は、
「俺の鱒」を釣られませんように、
と呪いをかけながらりんごを煮ていた。


もしあの尺超え鱒を釣って、
私に呪われる者は幸いである。



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