あらげな8月中旬の釣り:熊の巣のキャンプ
一緒に釣りをしていたはずなのに、
ふと気づくとクマ先生は一つ上の堰堤に立ち
私を見下ろしていた。
◆8月18~19日◆
「そこにはオレンジ色の腹の黄金のイワナがいるパラダイスがあるはずなんですよ」
と言うパラダイスおじさん、いわゆるクマ先生の誘いで、
栃木・足尾の山奥、おいらとH氏と3人で釣りキャンプ。
そこはクマ研究者が観察に来る、
まあ、そういう場所、つまりは熊の巣。
女王熊や働き熊や兵隊熊がいるのだろう。
怖い。
先行する二人。
この20年、登山から離れていたワタシはなかなか二人についていけない。
2時間ほど歩いてキャンプ地へ。
クマ先生からカウンター・アソールト(クマ撃退スプレー)を渡され
一応クマをめがけてスプレーする練習したり。
そんなことより(今この時期に「そんなことより」って言うな)川へ。
釣りをします。
ワタシも釣れました。
H氏も釣れました。
なぜかクマ先生の釣れた写真を俺は持ってないな。
たぶん釣ったはず。
いったん釣りを終えて「テント場のブルース」を歌う。
焚き火を眺める
プーさんクマ先生。
おっさん3人で焚き火酒池肉林大宴会で初日終了。
19日、5時に起きて朝ごはんを作る。
この日も一つ山を越えて釣りをして……パラダイスはなかったが、
楽しい釣りキャンプだった。
しかし昼前から土砂降り、雷、川の増水、
けっこう大変な思いで急いで下山。
もしかしたらちょっと危なかった。
最後に渡った川は深くはなかったが濁流だった。
無事帰ってきたのでこれが書けている幸運。
でも、さほど「あらげな」釣りではなかったな。
あれ……まだ8月の釣り記録が終わらない。
次回、「さんじゃらっと8月の下旬の釣り」に続く!
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