地獄の沙汰もハヤ次第:ホントのこと言うと……

亮太

2022年05月27日 12:14

i師匠と会って以来の地獄川。


着替えながら上流の対岸を見ると、
岸近くに小さなプールが作ってあり
そこにニジマスを放してあるらしく
近所の園児らしき子供たちが手づかみをして遊んでいる。

邪魔するのもなんだし、下流へ移動。

ところどころにライズ。
ほぼハヤなのだけれどヤマメも混じっているのでたちが悪い。
上からフライを流し込む。
やっぱり君でしたか。


以後、ぱったり。
ハヤも食わない。

釣果が貧しいとつい魚以外に目が行く。
後翅の緑色は何だろう?


園児たちは帰ったようなので上流へと向かう。
餌釣りのおじさんが子供たちが遊んでいたプールに
釣り糸を垂らしている。
なるほど。
命短し釣りせよおっさん。
どこででも。


i師匠と釣った時の最上流部まで行ってみたが
その時とは打って変わってライズもまるでない。
ある説によると誰かがこのポイントにいろいろなヒトを案内したとかしないとか。
そんなことはまあどうでもいいのだ。
いくらでも知れ渡ればいい。
荒れるがいい。
吹けよ風、呼べよ嵐!
……そういうことを乗り越えられる釣り腕が欲しい。
んでもって、i師匠によると
このポイントの一番いい季節は終わってしまったということ。

少し下ったところでやっぱりヤマメ混じりのハヤライズ。
ソフトハックルを流し込んだりスイングしたり。
Hardy ゼフィルスが仕留めたのは!
やっぱり君だった。


うう……。
次行ってみよう、次!


サイズアップ!
やはり君か。


2匹続いたところで、
ようやく上がる決心がついた。

土手に上がると野良に咲くオオツルボ。


ホントのこと言うと、
ハヤだって釣れたら嬉しいんです。




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