ハヤ蚊バリ釣りをフライフィッシングで表現するには

亮太

2021年10月17日 23:11

1995年復刻の『釣仕掛け全書』(釣魚研究会編)を見て参考に。


「あれは釣れますよ」と釣り仲間にそう聞いた。

そんなに釣れるなら! フライロッドでやってみようと
ライン、リーダーの先に
ずいぶん前に買ってあったハヤの蚊バリ釣り仕掛けをつけて
釣ってみた。
いや、お恥ずかしいことです。
興味本位だったんです。
お許しください。
特に国○寺系総本山方面の方たち。
「そんなものはフライフィッシングじゃない!」
そう言われても「はい」としか言えませんわな。

釣れればそれは「正義」だったのか?
……全然釣れなかった。
そして、それはもうものすごくキャストしにくかった。
「そうではない」どころじゃない。
インジケーターの釣りより、
いやどっぽんニンフなんかよりももっと。



しかし。
これをなんとかフライフィッシングで
表現することはできないかと考えて
瀬ウキの代わりに大きなマシュマロピューパをリーダー直結、
その下にオイカワ用フライを5本ほど付けるということに落ち着いた。
「落ち着いた」ってなんだ。
とにかくやってみたいんじゃないかよ。

瀬ウキであるマシュマロピューパ。


ロッドは張りと長さが欲しかったのでハーディ・パラコナ・デラックス9’6”、
番手は3/4/5というちょっとアバウトな感じのもの。
4番ラインに3Xリーダー、マシュマロ直結、ティペット4Xに
20~24番のフライのアイに通るぎりぎり6Xをエダス。


まずは釣れた。


瀬ウキであるマシュマロピューパ。


オイカワ釣りをしたことがある人は分かるだろうけど、
オイカワはとにかくぶら下げていると
びょんびょんびょんびょん跳ねつづける。
釣れたのが一番下のハリならまだしも
一番上だったりすると下のハリ全部が絡む。

4~5匹釣ったらもうぐじゃぐじゃ。



2匹が一荷で釣れた。


「一荷」ができて良かった。
たくさんハリをつけた甲斐があったってもんだね。
この後ハリ1本残して残りを取っ払った。


ドロッパー、リードフライも面倒くさいし。


インジケーターなんてもってのほかだし。


なんとかハリ1本で勝負できたらなあ、と。


そんなふうに思ったわけですよ。




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