地獄の川と天国の川と:いつか見た養沢川
今シーズン最大のヤマメが管理釣り場・養沢の26cmとは……。
まあ、嬉しいです。
それにしてもなんとも恨めしい顔でこっちを見ているじゃないか。
2019シーズン自然河川の最大ヤマメ52cm(プロフィール画像)のちょうど半分。
まずは
地獄の川のイブニング。
15時出発。
つい最近この靴紐の色を見てこのおっさんに向かって
「お嬢さん?」
と言ったおじいちゃんがいた。
マスクとは罪なモノよ。
地獄への到着は16:45。
17時、勝負開始。
アユ釣り師は前々週来た時の4分の1。
日が落ちるのが早い。
1時間もするとラインもかすかにしか見えない。
3寸ウグイ2連続、6寸も2連続。
次は7寸ぐらいのを手元でばらした。
ヤマメだった気がするが後の祭り。
最後は20番ブラックカディスをスウィングすると食った。
8寸、今日イチのウグイ。
ついにヤマメの顔は見なかった。
増水が収まり落ち着いた気候のせいか
久々に
天国の川と化した養沢毛鉤専用釣場。
この日はポイント招待入場。
まずはボウズ逃れの儀式、
ライズが見当たらなければアグリーニンフで1匹。
地獄の川に続いてハーディー・ゼフィルス7'7"。
養沢センター上の大岩では、
ようやくDTEたらし釣りができるほどの水量になった。
岩の下にフライを送り込むのには
いわゆる引き込み波にフライを入れてやる。
底のほうを泳がせてると食ってくる。
ここだけで何匹か。
いつも悩む「これはフライフィッシングと呼べるのか?」。
悩んだってさ、やるんだけど。
この日一番の活性、午前中の木和田平駐車場下から平和橋まで
小さいプール、短い瀬の流心、肩、
どこからもドライにばんばん。
神谷橋上で冒頭のヤマメ。
ヒガンバナあるいは曼珠沙華の季節。
神社下、大岩の前の巻き、手前に強い流れ。
竿先から出ているラインを短く、
腕を高く上げてできるだけ漂わせる。
2回食いに来たが手前の流れに引っ張られてドラッグ。
何とか3秒間持たせると3度目の正直。
反応はいいけれど魚の出方が警戒心びんびん。
フライの横に出たり、尻尾で叩いたり、
フライを追って水面から飛び出したのも数多かった。
食いが浅くバラシも多数。
前日(秋分の日)の40人入場でだいぶ叩かれたせいか。
だとしても、4~5年前、
いや、いつか見た養沢川、
魚が多く、ゴキゲンがいい時の反応の良さだった。
最高。
今シーズンの養沢におけるヤマメ釣りは終了。
来月は虹鱒釣りに1回ぐらい行くかな?
関連記事