リールが鳴り水しぶきにオレンジ色が弾けたら、君の婚姻色
久しぶりでございます。
前回、番長が出たのは5月15日だった。
釣れたポイントは同じ、番長がいるべき所にいる。
この日のロッドは珍しくグラファイトロッドを持ち出した、
グレイン・セルティス#3、7’9”、
確か「スローアクション」が売りだった。
2万円ちょっとのロッドだが、すごく振りやすい。
ちょっと流速のない場所では、でろでろ藻がでろでろと。
雨が欲しい。
800mぐらいの間を右岸に行ったり、
左岸に行ったり、上流、下流へ。
本流ひとりぼっち。
最初に通ったポイントに戻り、
そこから10mほど下ったところで端から釣っていく。
群れはここにいた。
ラフロイグ製のフックリリーサー……嘘です、自作。
20匹ほど釣った頃か、
水しぶきが上がった後、
リールがジー!じー!Jeee!と3回鳴った。
しぶきの中にはオレンジ色。
川の真ん中で「バンチョー、キターーー」と叫ぶ。
バラすなよ俺、そろりそろりと慎重に寄せてきた。
しかし、あと1mの所まで来て、バレた……。
もうダメだ。
またもやもやした釣りで終わるのか。
俺のバカ。
今日はもうダメかな、でももう少し釣ろう、
と気を取り直したその3分後。
出た! また、リールが鳴った。
今度は一気に引き抜いた。
今月初めて、25日ぶりの番長!
綺麗だなあ、君の婚姻色。
「君は天然色」の詞には悲しいエピソードがあった。
「君の婚姻色」には悲しみはこれっぽっちもないが、
悲壮感はあるか。
この日は全ての魚をこのフライで釣った。
24番TMC206BLにスレッドボディ、
そしてシマザキ・ホットワックスでコーティング、
ちょっと大きめのハックル。
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