行かないで後悔したことはあるけど、行って後悔したことはない:ライズするオイカワ4cm
「そろそろか」
「行くのね」
「ああ」
「風が強くなってきたわ」
「この後、もっと強くなるそうだ」
「それでも行くのね」
「…………」
「迷ってるの?」
「行かないで後悔したことはあるけど、行って後悔したことはない。
迷ったら行くさ」
「そう。行ってらっしゃい」
ただ川に行く前の会話。
ほーら、行ってよかった!
4cm!
到着早々、いつものポイントを見たがいい感じがしない。
地元のおじさんに教えてもらった場所はどうにも反応がない。
自転車の竹槍にはリール装着済みロッドは入らないので、
横のバッグにオイカワファインを突っ込んで、もう少し移動してきた。
流心を狙ったがやっぱり反応がない。
しかし、目の前のよどみには、
以前なら、二つの意味で「つれないヤツ」と諦めていたライズ。
よーし、今日はテッテ的にこいつに挑もう、と向き直る。
30番クロスオーストリッチ(ヤバいほう)をキャストして、
2センチ刻みで高速リトリーブ。
何回かに1回はリトリーブしている手に手応えがあるが、それも一瞬。
もう少し強くアタってそっと寄せてきても、
水面に魚が出る瞬間にバレる。
数多い失敗で分かってきた。
アタったら思い切ってアワせる。
ただしティップを上に上げるのではなく、
水面上ギリギリを弧を描くように……分かりにくいな。
まあ、そうしてなんとか釣れたわけです。
釣っているうちにライズが移動していく。
追いかけていく途中の花見。
ノイバラとクサフジ。
ランディングは慎重すぎるとバラす。
アタった!と思ったら思い切ってラインを引いてくる。
ネットに入れるギリギリまで水面には出さない。
難しい。楽しい。
ニセアカシアの花が咲いていた。
もう初夏と言っていいのか?
日没ぎりぎりまで釣って、
25ヒット、5ランディング。
打率2割。
小さいのも楽しい。
しかし。
早く底抜けに楽しいスイングの釣り全開でやりたいものだ。
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