おニューの「シーズ・ロッド コンダクター7’9”」を振りに行く:STUDY TO BE QUIET
シーズロッドに注文していたロッドが届いた。
養沢川規模の大きくない川でヤマメを釣るのに使いたい、
でも長さは7.5’よりもう少し長くしたい、
アクションはH.L.レナードのデュラケーン7.5’と同じような感じ、
4番のシルクラインをメインに使いたい、
スレッドの色はグリーン、フックキーパーは不要……
等々の要望を聞いてもらい、2カ月で出来上がってきたもの。
コンダクター 7’9” #3/4
シーズロッドの藤塚さんは養沢川に詳しいと聞いたこと、
何より本人と会って同じ川で釣りをしたことも、
ロッド製作注文に至った理由。
届いた翌日、
「ここで使いたい」と想定している川に行き、
魚を釣ってみるのは我ながら正しい行動だ。
養沢毛鉤専用釣場に7時半到着、7番バッジ入場。
歩いて駐車場から離れた所を目指す。
養沢で釣る一番の要諦。
ヒトがいないところを探して歩く。
これが第二の要諦。
川を覗き込みながら歩き、
海入道橋下でようやく川に下りた。
シマザキコイルシステムにして、
シロカワムシ(アイスダブDTE)を結ぶ。
釣れた!
よっしゃーーーーーー!!!!! 初獲物!!!
"STUDY TO BE QUIET":「穏やかなることを学べ」
シーズロッドのHPにある言葉、
〈STUDY TO BE QUIET
「つとめて落ち着いた生活をし自分の仕事に身を入れ、手ずから働きなさい。」
これが、シーズロッドのコンセプトです〉
よっしゃーーーーーー!!!!!などと叫んではいけないのであります。
26~27cmの養沢生まれっぽい元気な魚だったが、
この大きさだとロッドを立てると
すーっと魚が寄ってくるしっかりしたバット。
いろいろなところでライズしているが、
その正体が分からない。
ストマックを取ればいいのだが、
うまくできた例しがないので、
最近はストマックポンプも持っていない。
木和田平橋から釣り上がり、
早淵下までで何匹目かを釣った時にランディングネットに
引っ掛かった素早く泳ぐニンフ。
これなのか?
じゃない気がする。
水面まで飛び出してくるようなライズ。
すごい量のガガンボも水面にいるが、
これが食われているようではない。
ガガンボより目立たないが18~20番ぐらいのカゲロウも飛んでいる。
分からないので、大きさだけ合わせて、
いろいろ結んだ。
クロカワゲラパラシュートでブラウン。
同じ場所でフライをSBガガンボBに替えてヤマメ。
DTE式アグリーニンフでもう2匹追加。
「平和橋」から上はヒトだらけ。
先を急ぐ。
試しにと堰堤下に行ってみると珍しい、誰もいない。
さっそくマシュマロなどを流すが水面上に反応はない。
シロカワムシを落ち込みに投げ入れ、
すっ、すっ、すっと引っ張ると……。
釣れるね、シロカワムシ。
7’9”のロッドは思った通り堰堤下での
フライ操作がやりやすかった。
いつものロッドとはたったの3インチの違いだが、
パワーがありながら、
繊細さ、メンディングのしやすさがあり、
しかも自分の手の延長のような操作感。
素晴らしい!
藤塚さんに頼んで良かった。
ヒトのいないところを「石舟」まで釣り上がり、
十分釣れたし、もういいだろ、と
14時台のバスに間に合うようにと下ってきた。
最後に最近お気に入り、
岩の下の「たらし釣り」。
※
真柄慎一著『黄色いやづ』に出てくるほのぼのとした「たらし釣り」とは質が違います。
ほぼキャストしないで、
重めのフライをたらして岩の下に流し込む。
岩の向こうの底近くまで行ったなと思ったら、
ロッドティップをすーっと上げては戻す。
たいていは3回ほどくり返したところで食ってくる。
ここで3匹目、最後はシロカワムシに結び替えてヤマメ。
シロカワムシに始まりシロカワムシに終わる。
この日、このフライだけで5匹釣れた。
ぼろぼろ。
たらし釣りに夢中になって、
バスに間に合わなくなりそう。
急げ急げ。
10分で着替えてバス停に走る。
養沢はまだ八重桜が散らずに残っていた。
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