竹竿製作をお願いする:その竿で使いたいシルクラインとリールと釣りたい川と

亮太

2021年02月23日 07:00

「この4番のシルクライン、そしてこのリールを使いたいんです」
ツクリテには、そうお願いした。


シルクラインは矢野シルクラインのDT4、
リールはハーディ、ソブリン3/4/5。

ロッドがあってのライン、リール、
本末転倒、とも思うのだが、
「このライン、このリール」と思って、
しかもそのツクリテにそれを作ってほしいと思ったのだから仕方ない。

ツクリテとはシーズロッドの藤塚さん。
http://shis-rod.com/
〈STUDY TO BE QUIET
「つとめて落ち着いた生活をし自分の仕事に身を入れ、手ずから働きなさい。」これが、シーズロッドのコンセプトです〉
見るからにそういう人です。


去年、ある釣り場でご一緒したときに、
ワタシに竿を作ってほしいです、と頼んでいた。

先日、藤塚さんと、ある大学の正門前で待ち合わせをして、
どんなロッドにするかと相談した。

ライン、リールの他に、
その竿を使いたい川も決まっている。
一つは養沢川の毛鉤専用釣場。
藤塚さんは養沢川に詳しいと
「フライの雑誌」編集人のH氏に聞いていた。

そして養沢川(ただし昔の養沢)とよく似た川幅で、
綺麗で素直なヤマメがいる東北の川。




時たま小堰堤があるのでそこはロングキャストしたい。
ショートレンジ、ロングキャスト、ドライ、ニンフ、ウェットと、
何でもやる(H氏は俺のことをそう藤塚さんに説明したらしい。「何でもやる」といってもH氏やi師匠ほどではない)ので、
ロッドの長さは「7フィート9インチにしてください」と頼んだ。
……長さを決めたのは「7フィート9インチがいい」という夢を見たからだ。
根拠はない。




いま一番気に入っているロッドを持っていって
「こう言うのが好きなんです」と
藤塚さんに振ってもらった。
持っていったロッドは、
H.L.レナードのデュラケーン754。


50年ぐらい前の竿。

大学の正門前でラインを通して振った藤塚さんは、
「これは、自分で作ったロッドとアクションがそっくりです。
 んー、すごく似てます。ぐふふ」
と言って可愛く笑ったのでした。
やっぱり、この人に頼んで良かった。


ところで大学正門前でフライロッド振ってていいのかね?
ま、いいんでしょうね。
誰にも何も言われなかったし。


その場でスレッドの色を決め、
グリップを決め、
リールシートを決め……というわけで、
4月に出来上がってくることになったのでした。

楽しみだね。
ぐふふ。




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