〈大物〉に選ばれたい俺の4日間:山の上のオイカワ
〈大物〉に選ばれたいものよなあ。
特集「大物ねらい」
『フライの雑誌』120号が発売になりましたね。
◆初日◆
ちょっと水が多いヤマメの川へ。
もう1カ月早く来たかったところだ。
まあ、幸せ……なのだが、
この日使った9フィートカルカッタケーンロッドにより、
肘痛が再発。
◆2日目◆
最初の川。
やはり水が多かった。
7寸ちょいのイワナ、五所川原ロッドとともに。
リールシートが津軽塗。
この日最初のこのイワナが、
一番大きかったことをこの時は知るよしもない。
なんとなく川を替えることにした。
スマホも川に落としたし(無事発見)。
2つ目の川。
こちらも水が多い。
河口から90km、標高300m、巨大ダムの上になぜ君がいるのか?
これは水口憲哉先生にぜひ解明していただきたいところだ。
それほどの話じゃないのかもしれないが。
群れでいた。
ちっちぇー!
こんなのがもう1匹釣れただけ。
最初の川から移動したギャンブルが裏目に出た。
帰り道、本流を覗くとライズがあったので、びしっと釣った。
本流はそう水が多くない。
どういうこと?
◆3日目◆
前日の最初の川に狙いを絞り……、
雨時々やむ、という天気と遠くでゴロゴロと鳴り続ける雷の音。
6寸イワナ、なぜかこの川に似合うデュラケーンロッドとともに。
ざっと降った後、フライをマシュマロカメムシ(どう巻いたかはこちら
「カメムシを巻く」)に結び替え。
真ん中、角張った岩の左の巻きを狙って落とした。
巻いているうち一瞬フライを見失って、
あれ?沈んだ?とロッドをあおると食っていた。
3日目にして一番の引き。
魚体を伸ばすと尺ちょい。
カメムシがあげた(上顎、硬口蓋)にがっぷり。
釣られた魚は不本意な顔をする。
◆最終日◆
トンボの季節。
この川は小さめヤマメの魚影が濃い……はずなのだが、
水が多くて非常に釣りにくい。
それでも7寸ヤマメ。
6寸ヤマメ。
以前、一度だけ尺ヤマメが出た場所。
今はただ肘が痛い。
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