ぴたり8寸のヤマメ。
半月前から気になっているヤマメがついているはずの石。
最初は3月18日だった。
2020/03/18
3月18日、いつもの川の2駅下流、駅から歩いて30分。到着して着替えていると目の前の石にこんなものが。何?オオクママダラ?何だろ?オオクママダラにしちゃ、早くない?まだ3月だよ?そしてテール短っ!ばんばん流れてきてばんばんライズしているならまだしも、これを見たからといっても今はガガン…
2020/03/21
どの石だったっけなあ。2日前に釣り歩いて、出たがかからなかったポイント。気になって、夜、眠ろうと目をつぶると、その石が思い浮かんで。3月20日、昼になると風が強くなる予報だったので、この川に来る時のふだんの時間より、4時間前に家を出発。8時には川に着き、どの石だっけなあ、と着替えながら探…
4月3日、電車に乗って出掛けるのは心苦しいのだが、
隣の県まで釣りに行く。
ホントに心苦しいと思っているかどうかはおいといて、だ。
前日、「明日はどこに釣りに行ったものか」と考えている時、
『マルタの福音書』の預言、(考え中)
「明日は多摩川で今年一番の遡上があるであろう」
という言葉を得て(ホントはH氏からのマルタウグイ釣りの助言)、
「なぬ!?」と思ったのだが、
脳内会議の結果、
「お前さ、釣ったこともないし、それどころか見たこともないマルタウグイなんか、べろらっと行って釣れると思ってんの? それより今季まだ釣れてないでしょ、相模川(通称・桂川)。あの石は気にならないの?」
という意見に押され、
多摩川ではなく相模川(通称・桂川)に行ったのであった。ああ、長い前振り。
実は預言を得た後、
『多摩川森林組合 マルタ釣り的考察』という本も読んだりしたのだが。
朝の中央線下り、立川を過ぎると2人しか乗ってない。
自粛してるのかね?
いくら平日の下りといってもそんなに空いていることはない。
実は帰りの夕方、中央特快の上りも立川まで電車1両に5人。
俺たちも例えば自転車で釣りに行けるところ
とかにしといたほうがいいのかね?
とか思うんだけど、今日みたいに電車が空いていると、
行ってしまえばどこにも「3密」はないしな。
悩ましいね。
でも
、とにかく釣りには行くよ。
行かないと。
死んじゃうから僕らは。
半月、同じ石を追いかけるというのは、
まあ、しつこいというか、「すぃなずぃー」(津軽弁)というか。
この石だ。
少し水が増えて沈み石になっている。
シマザキ・ガガンボのSBガガンボB typeを結び、
サイドから石の手前の流れを狙う。
3キャスト目、ふっとフライが消えた瞬間、
あれ?沈んだ?と思って、
すっとロッドを立てるとかかっていた。
しっかり口の蝶つがいにフッキング。
今季の相模川(通称・桂川……しつこい)本流での初ヤマメ。
いやあ、めちゃめちゃ嬉しい。
去年はこの川の下流にしつこく3週間通って54センチの虹鱒を釣った。
2019/03/25
いや、ホントにオイカワ用ランディングネットではない。3月19日、今年通い詰めの川へ。出版社の校了作業を終えたのが14時半、仕事も適当に(嘘、嘘)魚が待ってる川までhurry up,hurry up!電車の連絡が悪く、乗り換え駅の待ち時間にゲラ読み&おやつ。川に着いたのはもう17時近かった。前回…
初ヤマメ1匹釣ったらもう満足しちゃって、
「もういったん帰ってマルタ行く?」
とか考えたけど、そこはなかなか尻が重い私。
この川から動かない。
「あの石」をロッド越しに望み崖の上の桜を見る。
おにぎり越しに桜を見る。
釣り終えて桜を仰ぎ見る。
川また川、桜また桜。
上流のこの二つの石の間、
何かがいることは確実。
昨日巻いたクロスオーストリッチに4回アタックしてきたが、
最後までフッキングはしなかった。
すっぽぬけ。
まあ、ヤマメが1匹釣れたからいいのさ。