稚魚はすくすく。釣れんけど:手に取ってしまったゴミは持ち帰る
1~2センチの小さな魚がすいすいすくすく。
来年の夏、私を楽しませてくれるのでしょうかね?
2月12日、今年初めて多摩川を見にいく。
左岸の分流。
水温は15℃、気温とあまり変わらない。
一瞬、ライズのようなものが見えたのでロッドをつなぎ、
釣る気満々でそろりそろり下っていった。
こんなフライ(24番クロスオーストリッチ)で。
結局、確認できたのは冒頭の小さな稚魚が泳いでいるだけ。
暖冬と言ってもやはり冬、人も少なく圧がないせいか、
鵜が潜り放題。
すいすいすくすくの稚魚を食いまくっているのではないか?
潜った後はのんびり日向ぼっこだ。
石を投げる。
鷺めらもいる。
鵜鷺鵜鷺すんなっ!
本流筋の水温は少し低く12℃。
とはいえ冬の水温ではない気がする。
上流へ200メートル、どこも反応がないので、
帰ろうと戻りかけると足元に派手なタマタマが落ちている。
何だ?何だ?と持ち上げると、タマタマについてきたのは、
太いナイロンライン、重り、釣り針。
くそお、どこかの釣り人が引っかけて切っていったゴミじゃないか!
手に取ってしまったので持って帰る。
だって、くそっゴミか!って捨てたら、
新たに俺が捨てた人になっちゃうもんね。
そんなのはイヤだ。
カッコ悪い。
腹立つなあ、と思いながら、
歩いていると長靴に何かが引っ掛かった。
よせばいいのに、腹立った原因をもう忘れているので
つい拾ってしまう。
ブーメランだ。
なんで?
なんで、多摩川の真ん中にブーメラン?
あー、また持って帰らなきゃならないじゃないか。
腹立つなあ。
天気がいいので、腹が立っていたのは何だったのか忘れて
国分寺崖線の坂を自転車で上って帰る。
ロウバイが咲いていた。
今年初めて見た蝋梅に狼狽。
……ありがとうございました。
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