TMC765TC(#8)は手持ちのタングステンビーズが通らなくて
ボールチェーンを2個つけたらなんだか気持ちの悪いヘッドになった。
レギュラーの出張校正が10日ほど休み。
週刊誌が月に3冊しか出さないんじゃ、
出ない分1週分のギャラが減るわけだ。
ギャラは減り自由時間が増える、あーこりゃこりゃ。
10月6日、レギュラーではない書籍校正の手持ちは500頁超の娯楽小説。
適度に誤字脱字があり、適度に面白く、
校正者としては爽快な気持ちで読み進められる。
あまり誤字脱字がないと不安だし、ありすぎても緊張を緩められない。
そして面白くないものはなかなか進まないし、
面白すぎるとどんどん読み進めて校正が疎かになるという本末転倒。
(この「本末転倒」という言葉、することも、そうなることも大好きだ)
そこから考えると、今の手持ちゲラは、
面白さといい誤字脱字の量といい、ちょうど良い加減だし、
改行が多く、しかも会話文が多くすかすか。
それでも1日に400頁も読むとすっかり疲れた、
という今日一日(いちんち)なわけだ。
その合間にも、フライぐらいは巻くのだ。
なんというか、これはひどい。
「貞子?」と妻に言われたが、
そんなフライがあるか。
フィンラクーン(ラクーンとはいうがアライグマではなくタヌキの仲間らしい)の
ゾンカーテープをぐるぐる巻きつけたのだが、
毛足が長くてボリュームありすぎ。
濡らすとこうなる。
しっぽをかじられるばかりで針に掛からないんじゃないか?
ミノーフライに眼は必要なのか?
眼玉を貼り付けて、周りにアクセサリー用LED-UVレジンを垂らし、
ネイルアート用LED-UVライトで固める。
「眼玉は必要?」と疑問を持っているくせに付けるあたりが、
どうにも腰の据わらないことよ。
みんなの師匠に倣い、カップ焼きそばの
食べ終わったカップを洗ってタイイングの時に使っているが
そこは、こちとらエゾっこだべ?
マルちゃんのやきそば弁当のカップを使うべや。
なんもペヤングとほとんど同じだもね。
ペヤングなんてアイテクサイと思ったけど、
やきそば弁当のカップの発泡スチロールは硬くて刺さらさんない時あるんだわ。
北海道から帰ってきて、冒頭の気持ち悪いヘッドのフライ。
フラッシャブーを尻につけて、
ブルーに染めたアメリカンルースターサドルをハックリングして、
ストレッチボディにヤングピーコックマラブーをバインド。
クイーンしてから、後ろになでつけながら、ぐるぐると巻きつけて完成。
これは濡らすとこんな感じ。
自分でも何がしたいのかよくわからん。
こんなので釣れれば世話ないや。
なんて言いつつ「釣れるかも」と思って巻いてるのさ。