そのロッドは65年前に12ドルで売られていた:リールは70年前?
相も変わらず多摩川なのであった。
5月29日、すこし趣を変えてというか、6番ラインを買ったから
それを使いたいということで、いつもとロッド&リールをがらりと替えた。
ホロックス・イボットソンのロッド&リール。
ロッド「スポーツマン」、リール「ナショナル・スポーツマン」。
ロッドは前に何度か振ってみたことがあるが重いのなんの。
自重200グラム超。
これでオイカワを釣る?
冗談じゃないぜ?って言いつつやるんだ。
このロッド「Horrocks Ibbotson Sportsman No.3090」は
8フィート1/4、6pc。
1951~1954年に生産されたらしい。
そして、当時12ドルで売られていたということだ。
俺は70ドルぐらい出した買い物下手だ。
リールは「Horrocks Ibbotson National Sportsman」。
ロッドと違って「National」とついているが、なぜかは分からない。
これは1948年のアメリカの雑誌に広告が載っているので、
70年前から売り出されていたモデル。
ボディはベークライトでできている。
お、重いわ。
まじで?
これでホントにオイカワを釣るの?
当たりが分からなかったので、ラインに小指を当てる工夫。
少ししたら、ラインを見ていれば、
掛かったのが分かるようになったが、
いつものロッドのように手元に当たりは来ない。
まあ、無事に、トビウオにしてしまうこともなく、
バラすこともなく釣れたので良かった。
ぱらぱら雨が降ってきたのと、ロッドがあんまり重いのと、
魚が掛かってもまるでロッドが曲がらなくて面白くないのとでやめようかな、と。
最後に1匹釣って放して終了。
オイカワ釣りに6番ラインが曲がらないロッドを使うもんじゃないね。
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