ぬるま湯の釣り
みんな仲良くていいしー、とか、
コンテストとか争うのはやだしー、
とか言っていた娘の部活を
「いつまでもぬるま湯に浸かっているような部活だな」と
こきおろしていたワタシだったが、
何、自分が一番ぬるま湯のような釣りを続けているではないか。
養沢毛鉤専用釣場のことである。
「どこか探そうかな」だの
「厳しい釣りがしたい」だの言いながら、
その実、魚がいることが分かっている養沢に、
またしても行ってしまったのであった。
藤は咲き、
カジカガエル、ウグイスが鳴き、
風は気持ちいい。
わははは。
ぬるま湯、いいわー。
12番目の入場(最終入場者数28人)だが、
ヒトのいないところを釣っているのか、とても順調。
この日、使った「クロムシフライ」は、
渋谷直人氏がタイイングした、
『フライフィッシャー』6月号の付録DVDに収録されているものを参考にした。
この口の中のフライ、12番。
何しろ釣れる。
素敵なブラウン。
素敵なヤマメ。
久しぶりに釣場の最上流部まで来た。
あとはちらりと神谷堰堤に寄って戻る。
ここでヤマメをばらした。
クロムシフライは1本で20匹ほど釣れたのではないだろうか。
恐ろしいフライです。
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