『山と河が僕の仕事場』
『山と河が僕の仕事場』(牧浩之著、フライの雑誌社)をトイレの中で読了。
ようやくトイレを出てタイイングデスクの上へ。
趣味の校正付箋は気にしないでほしい。
ひとことで感想を言うと、
おもしろうらやましい!
わな漁師になるにはどうしたらいいのか、
本気で調べてしまった。
毛鉤職人が罠漁師になり、
ヘア系マテリアルを自ら調達するようになり(本の右にある鹿の毛は著者販売のモノ)、
銃猟を始めてマガモも撃ち、CDCを手に入れる。
果ては真竹でのバンブーロッド製作も視野に入れている?
ロッド販売もしてくれないかなあ。
そして、獣肉も自分で処理しておいしくいただく。
カラーページの猪のカシラ、鴨うどんの旨そうなことよ!
著者のどんどんステップアップしていく才能も然りながら、
それを促すというか許容する周囲のヒトたち、
そういうヒトが周りに集まるということも著者の才能なのだろうなあ。
こういうヒトには、うまくいかないときも、
「ちゃんと納得できるまでやれることやりなよ。もったいないよ?」
こう言ってくれる妻がいるわけですよ、あなた!
いや、ワタシにもいます……何を言っているのだ。
ああ、うらやましいうらやましいことだらけだが一番うらやましいのは、
すぐそばに大ヤマメがいるいい川があるっつーことかなあ。
うらやまおもしろい本をどうもありがとう。
またトイレに持っていくかな。
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