なくし小僧に隠されたのでフライパッチを作る
なくし小僧というのは、
「さっきまでそこにあったのに」というものが、
突然なくなって全然出てこない時、
それを隠した張本人であり、
天井に張り付いてなくし物を捜しているやつを笑うという
不届きな小僧さんである。
先日、オイカワ釣りに行こうとして、
ムートンで作ったフライパッチが見つからず、
なくし小僧にやられたらしいとあきらめた。
しょうがないのでまた作る。
ムートンの端切れはたんまりある。
ここからフライパッチになりそうなものを切り出す。
そして毛を刈り込む。
途中割愛。
ちくちくちくちく手縫いで猫の手ボタンを付けて、
穴を開けて安全ピンを通して、
留めるひもを縫い付ける。
ヤマメと平和製作所をスタンプ。
閉じたところ。
開いてフライを刺した。
「工作」と言えるほどのものではないけどさ。
「自分で作るからいいんだ」などというつもりは毛頭なし。
作ってる間が楽しいだけなのであったのだった。
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